トップ国内「まるで魔女狩り」 朝日新聞が“密告”促すアンケート

「まるで魔女狩り」 朝日新聞が“密告”促すアンケート

全国の都道府県議に 旧統一教会との関連で

朝日新聞が全国都道府県議向けに行っている「旧統一教会」に関するアンケート調査」の一部

朝日新聞が全国の都道府県議に対し行っている「旧統一教会に関するアンケート調査」の内容を、本紙はこのほど入手した。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)および関連団体と都道府県議員との関係を具体的かつ詳細に問い、関係のあった議員に対しては「今後の関係を見直しますか」といった選択を迫る問いを設けている。また、希望者には匿名を認め、「問題があると思う議員の行為などの情報があればご記入ください」という情報提供まで呼び掛け、関係のある議員を“密告”することまで促している。アンケートを受け取った議員からは、「不快な魔女狩りだ」との声が上がっている。

「アンケート調査」はメールで各議員に送られ、19の設問に記入後、返信される仕組みとなっている。関連団体には「国際勝共連合、天宙平和連合、平和大使協議会、世界平和連合、世界平和女性連合、世界日報、全国大学原理研究会、国際ハイウェイ財団などがある」とし、「旧統一教会や関連団体から、運動員派遣などの選挙支援を受けたことがあるか」「イべントに、出席・祝辞・祝電等の関わりを持ったことはあるか(秘書を含む)」「旧統一教会や関連団体、関係者から、献金を受けたりパーティー券を買ってもらったりしたことがあるか」といった質問に「はい、いいえ、わからない」の3択で回答する形。

「はい」と一つでも答えた議員に対しては「詳細や関わりを持った理由」まで回答を求め、「統一教会」から「世界平和統一家庭連合」への名称変更の影響があったかや「何らかの依頼や要求を受けたか」を問い、さらに、その中身について追及している。

アンケートを受け取ったある県議は「極めて不愉快なアンケートだ。まるで魔女狩りだ。日頃人権を重視するという新聞が、差別と人権侵害の先頭に立っている」などと憤慨。報道機関である世界日報も含まれていることについては、「政治家としてその取材に応じるのは当然の行為で、それをメディアが問題にするのは信じがたいことだ」と語った。

また、渡辺康平・福島県議は、19番目の質問の「問題があると思う議員の行為などの情報があればご記入ください」という内容について、「これは仲間を売れということか。さすが朝日新聞、まるで共産主義の密告制度並みだ」(ツイッター)「朝日新聞が左翼がかっているとかよく言われている。左翼と言えば共産主義、共産主義と言えば、ソ連、中国共産党、北朝鮮であったり密告が大好きな国々と似た体質があるのかと疑いたくなる」(ユーチューブ)と批判している。

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