あきた水と緑の森林祭 秋田県能代市

環境や森林への関心高める

木の枝や松ぼっくりなどでカブトムシを作った参加者=能代市二ツ井町の「道の駅ふたつい」

環境美化や森林への関心を高めようと第12回「あきた水と緑の森林祭」が、秋田県能代市二ツ井町の「道の駅ふたつい」でこのほど開かれた。同時に第33回「秋田杉の里 二ツ井まつり」が2日間にわたり実施され、地元秋田杉を使った木工品の展示即売や鍋敷き作りの木工体験が行われた。

森林祭では、能代市の「二ツ井宝の森林(やま)プロジェクト」と「風の松原の再生と共に歩む会」が表彰された。前者は能代市の梅内地域で2012年に有志が設立。森林整備から始めて薪(まき)作りや山菜取り、さらに関係人口づくりの活動も展開。青年2人が実際に梅内を訪れそば打ち体験をするなど発展を見せている。

一方、体験コーナーでは、森林整備の作業中に出たフジのつるに葉っぱや花を付けてリースを作ったり、輪切りの竹や各種木の実を活用した置物作りのほか、多用途の書類入れを組み立てるなど熱心に取り組む姿が見られた。

大館市から来た家族連れの佐藤友彦さん(35)は子供と一緒に太い枝や松ぼっくり、クルミなどで2匹のカブトムシを作製。「小枝の足が本物みたいで、出来栄えに満足しています。日頃は庭に木やハーブを植えたりキャンプにも行くので、これからも自然を大切にしたいです」と喜んでいた。なお、新型コロナのため、県民参加の植樹や森林整備活動、体験ツアーは中止した。

(伊藤志郎)