第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は9日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側の接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。
4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警2203」と、「海警2102」「海警2302」「海警14603」で、午後3時現在、大正島の東北東約38㌔付近および南小島の南東約28㌔付近を航行している。(沖縄支局)
一方、防衛省の発表によると先週1週間では、1、2、5日、日本海において、4、6日には東シナ海、7日には太平洋において、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。(川瀬裕也)