トップ国内副大臣ら街頭で呼び掛け 東京・上野 拉致解決求め署名活動  

副大臣ら街頭で呼び掛け 東京・上野 拉致解決求め署名活動  

「救う会・埼玉」街頭署名活動で協力を訴える赤池誠章内閣府副大臣 =2日午後、東京台東区の上野駅前

北朝鮮による日本人拉致被害者の全員救出と帰国を求める街頭署名活動(主催=救う会埼玉、代表=竹本博光)が2日、東京都台東区の上野公園近くで行われた。多くの花見客が行き交う中、拉致問題を担当する赤池誠章内閣府副大臣や埼玉県の大野元裕知事らが街頭演説に立ち、署名を呼び掛けた。

赤池副大臣は「拉致問題は当事者の方はもちろん、わが国の主権、国家の安全保障にとって大変由々しき問題。国の責任で一日も早く解決しなければいけない」と強調。大野知事は「拉致被害は誰にでも起こり得る蛮行。風化させてはならない。多くの方々を日本に取り戻すため、署名をお願いしたい」と力を込めた。

拉致被害者の増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟である増元照明さん(66)も駆けつけ、「昨年末、家族会前代表の飯塚繁雄さんが、無念の思いを胸にこの世を去られた。最後の言葉が『諦めない』という言葉だった。私たちは絶対に諦めないという言葉を使って、被害者を取り戻す決意だ」と訴えた。

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