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「本」お題に歌会始 佳子内親王殿下初めて御出席


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「歌会始の儀」で天皇陛下の歌を聞かれる皇族方=14日午前、皇居・宮殿「松の間」(代表撮影)

 新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が14日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「本」。天皇、皇后両陛下や皇族方のほか、天皇陛下から招かれた召人(めしうど)、選者、約2万800首の一般応募の中から選ばれた入選者10人の歌が、古式にのっとった独特の節回しで披露された。

 天皇陛下は秋の夕闇が迫る中、皇居内の水田で恒例の稲刈りをしているときの情景を歌にされた。

 皇后陛下はこれまで幾度となく本によって安らぎを得てきたことを思い、本に対する親しみと感謝の気持ちを詠まれた。

 皇太子殿下は昨年10月に山形県を訪れた際、ボランティアが小学生に絵本を読み聞かせている様子を見たときの印象を、同妃雅子殿下は英オックスフォード大大学院時代の恩師からもらった著書を読み、当時を懐かしく思う気持ちをそれぞれ歌にされた。

 成年皇族となった秋篠宮親王殿下御夫妻の次女佳子内親王殿下も初めて出席された。