女性三つ巴 注目の立法委員選接戦区 第4勢力・台湾基進党「民進党から圧力」 台湾総統選2024

日本人研修団を前に講話する台湾 基進党の呉欣岱候補=12日午後、 台湾・台北市(竹澤安李紗撮影)

「親中派がいる限り、台湾は危ない」。立法委員(国会議員に相当)選挙の台北市第4選挙区(内湖、南港区)に出馬する台湾基進党の呉欣岱候補(36)は、自身の選対本部でこう訴えた。

選挙戦最終日の12日、外科医出身の呉氏は、日本から選挙視察に訪れた李登輝学校台湾研修団を前に講話。「台湾の問題をより多くの人に考えてもらい、独立を明確に打ち出す基進党の知名度を上げたい」と訴えた。選挙戦について「ネットを中心にお金のかからない選挙を目指す」とし、支持層が重なる与党・民進党から警戒され「テレビにあまり出られないように圧力をかけられている」と苦言を呈した。

有力IT企業や米国在台湾協会(AIT)がある同区はもともと国民党勢力が強い地区。今回は、前回、国民党から初めて議席を奪った現職の民進党・高嘉瑜立法委員(43)と国民党・李彦秀候補(52)、呉氏の女性3人による接戦が予想されている。2016年に設立された基進党は台湾独立を掲げ、中国に対し厳しい姿勢を取り、若い世代から人気を集める第4勢力。ある台湾の研究機関は呉氏の人気は高く、高氏が苦戦すると予想した。(台北・竹澤安李紗)

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