アラートに外国記者ら騒然  「ミサイル」かと緊張高まる

「ビー、ビー、ビー」。携帯電話に向けたアラートが9日午後3時過ぎ(現地時間)に送信され、アラーム音が台湾全土に鳴り響いた。この時間、台北市内のホテルで外交部が海外メディア向けに総統選に向けて中国の選挙介入について解説をしている最中。会場に集った100人を超える外国人記者らは大音量のアラームに騒然とし、一時緊張が走った。

携 帯 端 末 に 表 示 さ れ た ア ラ ー ト

記者らの携帯に表示されたアラートには、「国家級警報 中国の衛星が台湾南部上空を通過した」と中国語で書かれていたが、英語では「ミサイル」と表記されていたため、記者らは混乱。国防部は後に、ミサイルではなく衛星と訂正した。

記者会見の場は、衛星による軍事挑発の可能性について質問が集中。呉釗燮外交部長(外相)は、「中国衛星のアラートは多いときは週に2度あることもある」と冷静さを保った。ただ、「軍はいかなる非常事態にも対応する用意があるが、民主主義に介入することはあってはならない」と厳しい表情で語った。さらに、「中国は常に台湾の選挙に介入しているが、今では他国の選挙をも妨害しようとしている」と付け加えた。(台北・台湾総統選取材班)

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