台湾総統選 来年1月13日に 与党・頼氏リード 野党は共闘なるか

台湾では総統選を来年1月13日に控え、有力候補予定者の動きに有権者の関心が集まっている。中国による台湾への圧力が強まる中、次期総統の選択は日本と世界に大きな影響を及ぼすだけに目が離せない。

台湾総統選の有力候補予定者

台湾は世界有数の半導体の生産地。台湾の工場が止まれば世界経済が大損害を受ける。中国と台湾を隔てる台湾海峡は、シーレーン(海上交通路)の要衝であると同時に、民主主義と専制主義の価値観が交錯する「最前線」でもある。

各種世論調査によると、有力候補予定者の支持率は、与党・民進党の頼(らい)清徳(せいとく)・副総統がリードし、最大野党・国民党の侯(こう)友宜(ゆうぎ)・新北市長と第3党・民衆党の柯(か)文哲(ぶんてつ)・前台北市長が追い掛ける展開だ。鴻海(ホンハイ)精密工業創業者・郭(かく)台銘(たいめい)氏も無所属での出馬を表明したが、「野党共闘」が実現した場合は出馬撤回を示唆している。野党は候補者の一本化が与党に勝つためのカギではあるが、容易でないのが現状だ。

台湾のネットメディア「美麗島電子報」は26日、民進党が総統候補を頼氏、副総統候補を蕭(しょう)美琴(びきん)・駐米代表(大使に相当)とし、野党は候補者を一本化して総統候補が柯氏、副総統候補が侯氏の組み合わせで争った場合の世論調査結果を公表。それによると、支持率は民進党が41・5%、野党が43・2%となり、野党が民進党をわずかに上回る結果となった。

(村松澄恵)

台湾総統選日程

9月19日~11月2日 この期間に無所属での立候補に必要な署名を中央選挙委員会へ届け出る。無所属の郭台銘氏が集めた署名を提出するか、「野党共闘」の段取りができて出馬を撤回するかが注目される
11月14日 この日までに無所属での立候補資格を得られたかどうかが発表される

11月20日~24日 総統、副総統、立法委員(国会議員)の立候補者は中央選挙委員会に届け出る

12月15日 告示

来年1月13日 投開票

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