台湾

「オレンジの悪魔」が電車に 京都橘高校吹奏楽部の公演に合わせ 台湾・高雄

台湾南部の高雄市で公共交通機関を運営する高雄メトロは、京都橘高校(京都市伏見区)吹奏楽部が10日に高雄市で公演を行うのに合わせて、一部のライトレールの塗装を期間限定で変更した。

野党共闘で形勢逆転か 風雲急告げる台湾総統選 立法委員選でも与党苦戦

来年1月13日投開票の台湾総統選、立法委員(国会議員)選まで2カ月を切り、24日までに各党の正副総統候補が正式に出そろう。総統選では与党・民進党候補が野党3候補よりもリードを保っていたが、最大野党・国民党と第2野党・民衆党は統一候補を18日までに調整して形勢逆転を狙う。立法委員選は与党が苦戦し、野党が盛り返して与野党が伯仲しており、政権交代の可能性が出てきた。

「中国は歴史を直視せよ」 元台湾副総統・呂秀蓮氏インタビュー(下)

――来日した目的は。下関条約(日清講和条約、1895年)を記念するフォーラムを来年4月17日に開催したいからだ。中国政府はたびたび、世界に対して台湾を「一体不可分な領土」と主張しているが、これは大きな間違いだ。

日台韓で世界平和モデルを 元台湾副総統・呂秀蓮氏インタビュー(上)

台湾で女性初の副総統を陳水扁政権時代(2000~08年)に務めた呂秀蓮氏がこのほど来日し、世界日報の単独インタビューに応じた。呂氏は、台湾海峡やアジア太平洋地域の平和と安定のために日台韓で「民主アジア連盟」の設立を提唱。来年1月13日に投開票される台湾総統選の見通しなどについても語った。

【特報】ソフトパワーで平和構築 日台韓は「運命共同体」元台湾副総統 呂秀蓮氏

台湾で陳水扁政権時代に女性初の副総統を務めた呂秀蓮氏(79)はこのほど来日し、世界日報の単独インタビューに応じた。混乱する世界情勢の中で、日本と台湾と韓国は「唇歯輔車(しんしほしゃ)」(運命共同体)の関係であると強調。同じ民主主義の価値観を持つ日台韓がソフトパワーを生かして連携すれば、「世界の平和と安全の牽引(けんいん)役になれる」との持論を展開した。また、自身の理念を実現する上で女性が果たす役割の大きさを強調した。

台湾総統選 ギリギリの攻防野党一本化 難しく 中国の圧力、与党に有利

来年1月13日投開票の台湾総統選まで3カ月を切った。政権継続を狙う与党・民進党の頼清徳副総統(64)に対し、8年ぶりの政権交代を目指す最大野党・国民党の侯友宜・新北市長(66)、第三勢力となる台湾民衆党の柯文哲・前台北市長(64)、無所属の鴻海(ホンハイ)精密工業創業者・郭台銘氏(72)が野党統一候補を調整できないまま挑む政権批判票分散の構図となりそうだ。(南海十三郎)

台湾建国式典に知事は欠席

10月10日、台湾(中華民国)は建国記念日を迎えた。これに先立ち2日、「中華民国112年双十国慶節祝賀レセプション」(主催=台北駐日経済文化代表処那覇分処)が那覇市内のホテルで開かれた。

「台湾海峡の平和は世界全体の利益」 台湾建国112周年祝う

中華民国(台湾)の建国記念日に当たる「双十国慶節」を10日に控え、台北駐日経済文化代表処は5日、都内のホテルでレセプションを開催した。

「卵」政権揺るがす 輸入品が政治問題に 台湾

台湾で供給不足のため海外から輸入した卵の安全性が、政権支持率低下の一因になるほどの問題となっている。先月には陳吉仲農業部長(大臣に相当)が辞任に追い込まれた。

台湾総統選の有力候補予定者

台湾総統選の有力候補予定者 を紹介する。

台湾総統選 来年1月13日に 与党・頼氏リード 野党は共闘なるか

台湾では総統選を来年1月13日に控え、有力候補予定者の動きに有権者の関心が集まっている。中国による台湾への圧力が強まる中、次期総統の選択は日本と世界に大きな影響を及ぼすだけに目が離せない。

台湾総統選挙 無所属出馬の郭台銘氏、署名活動開始へ

来年1月13日に行われる台湾総統選に無所属で出馬を表明した|鴻海《ホンハイ》精密工業創業者・郭台銘氏(72)は19日、立候補資格を得るために必要な有権者の署名を20日より、台北をはじめ10カ所で集めると自身のSNSで発表した。「共に台湾の第一歩を踏み出そう」と呼び掛けている。

中国、SNSで台湾世論誘導 TikTokで「認知戦」 総統選に影響か

情報漏洩(ろうえい)の懸念から、世界各国で利用が禁止・制限されている中国資本の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」。台湾では若年層を中心に約533万人が利用している。中国が台湾に対して情報戦を展開する道具となっているとの指摘もあり、来年1月に行われる総統選挙への影響が懸念されている。

迫り来る「台湾有事」の全シナリオを分析し対応策を探る東洋経済

台湾有事が現実味を帯びてわれわれに迫ってくる。少なくともロシアによるウクライナへの軍事侵攻を見れば、次は中国による台湾への武力統一と考えるのは当然のこと。

崩れる「二大政党対決」 台湾総統選 第3勢力・柯文哲氏に注目 支持伸び悩み、財界大物と連携か

来年の1月13日の台湾総統選まで半年を切り、従来の民進党と国民党の一騎打ちの構図に割って入る第3勢力・民衆党の柯文哲・前台北市長(63)の動きに関心が集まっている。台湾史上、二大政党以外から総統が誕生したことはない。仮に当選することになれば、台湾政治は“未知の領域”へと進むことになるだけに中台関係への影響を含め動向が注目される。

【持論時論】台湾制圧には戦力不足 どこに向かう中国〈下〉―拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏に聞く

 先回、茅原氏は習近平総書記の保身的な感性に触れた。権力闘争に負けた父親を反面教師にし、保身的な感性が強く働くようになったという。その感性からして、茅原氏は台湾は中国にとっておいしい果実だけに、リスクまで犯して急ぐことはなく熟柿作戦を取ると分析した。続いてウクライナ戦争が中国にどういうインパクトを与えたのか聞いた。

【NEWSクローズ・アップ】台湾総統選まで半年 第3勢力台頭、波乱の展開に 与党候補 独立志向を封印  

来年1月13日に行われる台湾総統選が半年後に迫った。与党・民進党と最大野党・国民党の従来の対立構図に加え、第3勢力・民衆党が「台風の目」となる展開だ。さらに国民党の公認を逃した経済界の大物が出馬を検討するなど波乱含みの情勢となっている。

中国の「認知戦」の脅威 台湾人の抵抗意思くじく 沈伯洋・台北大副教授(上)

台湾有事への懸念が高まる中、中国が台湾に仕掛ける「認知戦」が激しさを増している。認知戦は民主主義社会の言論の自由を逆手に取り、民意を誘導して政治決定に影響を与えようとするもので、陸海空・宇宙・サイバーに続く「6番目の戦場」とまで言われるほどだ。台湾で民間人を対象に防衛講習を行う「黒熊学院」の発起人の一人、沈伯洋・台北大学副教授に認知戦の実態や対応策を聞いた。

パラグアイ次期大統領に祝意―台湾総統が電話

4月30日の大統領選挙で当選した南米パラグアイのペニャ次期大統領(中道右派・与党コロラド党)は5日、ツイッターを通じて台湾の蔡英文総統から当選を祝福する電話があり、台湾と関係強化を進めることなどで合意したことを明らかにした。

【インタビューfocus】中国の台湾侵攻許さぬ対応を 前米国務長官 マイク・ポンペオ氏(下)

ゼレンスキー大統領とは4年以上会っていなかった。今回の訪問では、ゼレンスキー大統領を励ましたかった。それと同時に、ロシアによる主権国家ウクライナへの侵略という悪行に抵抗し、ロシア軍を押し返したことに対して、ゼレンスキー大統領とウクライナ国民に感謝の意を表したかった。

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