トップ国際韓国李大統領就任後初の支持率下落、意味省察を【韓国紙】

李大統領就任後初の支持率下落、意味省察を【韓国紙】

韓国紙セゲイルボ「社説」

リアルメーター世論調査で李在明大統領支持率が62.2%で、就任7週間で初めて下落した(セゲイルボより)

21日に発表されたリアルメーターの世論調査で、李在明大統領の支持率が62・2%と、就任7週で初めて下落した。リアルメーターは、主要な長官(閣僚)候補者らの人事聴聞会の論議深化と記録的な豪雨による災難などが複合的に作用して否定的影響を及ぼしたと分析した。しかし天変地異よりは、「弟子の論文盗作」疑惑の李眞淑前教育部長官(長官は大臣に相当、以下同)候補者と「補佐陣へのパワハラ」疑惑の姜仙祐女性家族部長官候補者などを巡る非適格論議が支持率下落の主要原因であろう。李大統領と与党は就任後、上昇曲線を描いていた支持率が下がった現象を厳重に見て、その意味を肝に銘じなければならない。

李大統領は李眞淑氏の指名は撤回したが、姜候補者は任命手順を進めている。だが、姜氏の場合、女性家族部(以下、女家部。部は省に相当)を相手にした、また別の“パワハラ”疑惑が新しく持ち上がった。文在寅政権で任命された鄭英愛元女家部長官は在任中、国会女性家族委所属だった姜氏が地方区(自身の選挙区)の苦情解決を求め、それが失敗に終わると、女家部の予算を削減したと公開した。女家部の主要業務は家族・青少年・女性の福祉と性暴力・家庭暴力の防止だが、その長になろうという候補者の“パワハラ”疑惑が相次いで出てくるのであきれ果てる。“パワハラ”の被害者である与党の前・現職の補佐陣は非適格候補だと言うのに、与党の同僚議員らは擁護に回っている。社会的弱者を支援するとして「乙支路委員会」をつくった政党がやることか。

禹相虎大統領政務首席(補佐官)は、李大統領の姜氏任命方針と関連し、「この決定に最も影響を及ぼしたのは、与党指導部の意見だった」と明らかにした。「国民主権政府」を辞任していたのに、今は民心よりも党心が優先ということか。禹首席は姜氏の聴聞会直後には「世論の動向が非常に悪くなっていることも、そのまま大統領に書面などで報告している」と述べた。ところが与党は今月18日、大統領と与党の支持率が小幅上昇した調査結果(韓国ギャラップ)が出ると、2人の候補者の任命を大統領室に建議した。この建議はわずか3日後に希望的な観測だったと判明したのだ。

李在明政権の人事に関する雑音は、長官候補者だけではない。李大統領を「天が遣わした人」と賞賛した政治評論家を人事革新処長(処は総理直属の政策企画調整機関)に、黒石洞再開発地域への投機論議を醸した与党前議員をセマングム開発庁長におのおの任命した人事も、国民の目線と隔たりがある。味方の人を気遣った「論功人事」という批判に、違うといえるのか。国民の意思に逆らうことが反復されれば、政権の負担が大きくなるはずだ。

(7月22日付)

「セゲイルボ」

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