国際

イスラエル首相候補、トルコ大統領と電話会談

イスラエルで新連立政権発足に向け組閣作業を進めているネタニヤフ元首相は17日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、両国間の経済および外交関係を進展させることについて話し合った。イスラエルのメディアが同日、報じた。両者の電話会談は2013年以来、9年ぶり。

左翼ゲリラと和平交渉再開 コロンビア

南米コロンビア政府は17日、同国最大の左翼ゲリラ「民族解放軍」(ELN)と和平交渉を再開すると発表した。

台湾有事に備え日台連携強化を 日台共栄首長連盟 都内で総会

台湾との交流強化を目指す市町村長でつくる「日台共栄首長連盟」の第2回総会が17日、東京都内のホテルで開かれた。来賓で出席した日華議員懇談会の古屋圭司会長(衆院議員)は、中国共産党大会の文書や綱領に必ず台湾を統一し、武力行使も辞さないと書かれていることについて「深刻な話だ」とし、価値観を共にする台湾と連携し対応していく必要性を訴えた。

デモ隊に銃撃 7人死亡 イラン

イラン南西部フゼスタン州の都市イゼで16日夜に起きた銃撃事件について、司法当局は17日、テロ攻撃の容疑者3人が逮捕されたと明らかにした。国営イラン通信(IRNA)が同日、報じた。

台湾統一地方選 現職優位、野党・国民党が優勢

台湾では2024年1月の総統選の前哨戦となる統一地方選が26日の投開票に向けて終盤戦を迎えている。親中派の野党・国民党が優位を保ち、与党・民進党は22の県市首長ポストの3割前後しか獲得できない予想も出る苦しい選挙戦だ。地方都市の生活改善や経済発展など候補者の実務実績が最大限、評価される地方選では現職優位で中国の脅威への対中政策は優先順位が低く、民進党内のスキャンダルも影響している。

【米中間選挙2022】共和 過半数固め下院奪還 上院は民主多数派で「ねじれ」

8日投票の米中間選挙で、接戦の下院で野党共和党が過半数の218議席を固め、4年ぶりに多数派を奪還することになった。上下両院の支配政党が異なる「ねじれ」議会となり、バイデン大統領は厳しい政権運営を強いられることになる。

フジモリ元大統領次男に禁錮刑―ペルー

南米ペルーの最高裁は15日、フジモリ元大統領(84)の次男で元国会議員のケンジ氏(42)に対して、「政治的地位を濫用した」として、禁錮4年6月の判決を下した。検察側は12年の禁固刑を要求していた。

トランプ氏 米大統領選に出馬表明  候補指名争いへ主導権 「再び偉大な国に」

トランプ前大統領(76)は15日、フロリダ州の自宅「マールアラーゴ」で、「米国を再び偉大で輝かしい国にするため、今夜大統領選へ立候補することを表明する」として、2024年米大統領選に出馬することを表明した。共和党からの出馬表明は初めてで、これを受け候補者指名争いに向けた動きが活発化するとみられる。

待ち構える厳しい現実 ブラジル次期政権 大統領選による国民分断続く

歴史に残る激戦となった先月30日のブラジル大統領選決選投票では、左派のカリスマ、ルラ元大統領(77)が、「南米のトランプ」こと保守派の現職ボルソナロ大統領(67)を僅差で下し、12年ぶりの返り咲きを決めた。アマゾン熱帯雨林の保護を公約として国際社会の注目を集めるルラ氏だが、国内では社会保障費増大への懸念や、大統領選挙結果に不満を抱く保守派によるデモが続くなど課題も少なくない。

中国共産党大会「強制退席」事件、人民日報北京支局に堕したか朝日

5年に1度開催される中国共産党大会が先月下旬、閉幕し今後5年間の新体制が決まった。ドラマはその最終日に起きた。習近平国家主席の隣に座っていた胡錦濤前国家主席が、関係者によって「強制退席」させられた。

【韓国紙】韓米日 北ミサイル情報の即時共有で合意

韓米日首脳が13日、カンボジアのプノンペンで行われた3者会談で北朝鮮ミサイル警戒情報のリアルタイム共有で合意し、北ミサイル脅威に対する韓米日安保協力が一層堅固になるとの見通しが出ている。ただし核心的な軍事情報の共有水準について3国間の追加検討・合意と韓米日安保協力を警戒する中国の反発が課題になる可能性がある。

【連載】行き詰まるプーチン・ユーラシア外交(下)中央アジア諸国も露離れ

ロシアのウクライナ侵攻で、その隙を衝(つ)くような形で1991年のソ連解体後もロシア軍の影響下で抑制されてきた、アゼルバイジャンとアルメニア、キルギスとタジキスタン間の紛争が再燃し、それぞれ数百人規模の死傷者を出すまでに至っている。明らかに旧ソ連圏諸国間の紛争処理へのロシアの影響力の低下であり、プーチン大統領の旧ソ連圏諸国に対する求心力の急速な低下を示している。

選管改革案に抗議、大規模デモ―メキシコ

メキシコで13日、左派のロペスオブラドール大統領が進めようとしている選挙管理委員会(INE)の改革に抗議する大規模なデモ行進が、首都メキシコシティをはじめとする主要各都市で行われた。主催者発表による参加者数は20万人(メキシコシティ)。

英仏海峡の取り締まり強化 不法移民対策で内相会談

フランスのダルマナン内相は14日、訪仏中のブレイバーマン英内相と会談し、不法移民が小さなボートで仏英海峡を渡るのを阻止するため、仏側沿岸での警官によるパトロールを強化することで合意した。英国政府は取り締まり強化策として来年にかけてフランスに7220万ユーロを支払うことに同意した。

台湾 統一地方選まで10日 厳しい与党民進党

台湾に選挙の季節がめぐってきた。4年に一度行われる統一地方選挙が11月26日に投開票される。現在の選挙制度における統一地方選は「九合一選挙」と呼ばれるが、これは政令指定都市に相当する直轄市の市長から、知事に相当する県長、各自治体の議員、そして「里」と呼ばれる町内会長に等しいレベルまで、9種類の選挙を一度に行うことに起因する。

【連載】行き詰まるプーチン・ユーラシア外交(上) 露呈した印・中との距離感

この9月に中央アジア、ウズベキスタンのサマルカンドで行われた上海協力機構(SCO)総会は、ロシアのウクライナ侵攻後初の中露首脳会談が行われる場として大きな注目を集めた。

イスタンブール爆発6人死亡 容疑者を逮捕―トルコ内相

トルコの最大都市イスタンブールの中心部で13日夕に起きた爆発について、ソイル内相は14日、爆発現場に爆弾を置いたシリア国籍の女が逮捕されたと明らかにした。トルコのアナトリア通信が同日、報じた。爆発では、6人が死亡、81人が負傷した。犯行声明は出ていない。

民主 上院で多数派維持 ネバダ州で議席を獲得 米中間選挙

8日投票の米中間選挙で、与党・民主党が西部ネバダで勝利し、多数派を維持した。下院は共和党が依然としてリードしているものの、バイデン米政権は、上下院両方の多数派を共和党に奪われる事態は回避した。

温暖化対策、途上国支援が不可欠 仏で気候変動への危機感高まる

今年初夏から熱波に襲われたフランスでは、森林火災、干ばつなどの被害が過去最大規模となり、地球温暖化による気候変動への危機感が過去になく高まっている。環境問題は世界的課題であり、一国だけの対応では限界がある。先進国による途上国への温暖化対策への支援も急務だ。

旧統一教会叩きの陰に共産主義

基本的人権である信教の自由が世界各地で侵害されている状況について討議する国際会議が12日、米ワシントン・タイムズ財団などの主催でソウルで開かれた。講演した欧米の有識者たちからは、安倍晋三元首相銃撃事件を機に日本で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する「宗教弾圧」が起きているとの懸念が相次いで表明された。

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