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大統領選見直しで大規模デモ 政権側は野党への弾圧強化 ―ベネズエラ

南米ベネズエラで3日、先月28日に投開票が行われた大統領選挙の見直しや現職の反米左派マドゥロ大統領の退陣などを求める大規模デモが、首都カラカスをはじめとする国内各地で行われた。

3首脳が開票結果の公表要求―ベネズエラ大統領選 野党は全国規模のデモ呼び掛け

ブラジルのルラ、コロンビアのペトロ、メキシコのロペスオブラドールの各大統領は1日、ベネズエラ政府に、先月28日に投開票が行われた大統領選挙の開票結果の早期公開を求めた。

常に「文明の先導者」を自認 E・R・クゥルツィウス著『フランス文化論』を読む

パリ・オリンピックが開幕し、世界の目が開催国フランスに注がれている。テレビでもパリやフランス文化に関わる番組が多く放映されている。フランス文化の特質・魅力を考えることが多くなるが、そんな中、E・R・クゥルツィウス著『フランス文化論』(大野俊一訳、1977年みずず書房刊)を読んで、なるほどと合点することが多かった。

反政府デモで20人死亡か 混乱続くベネズエラ

南米ベネズエラでは7月28日に行われた大統領選挙の結果を巡り、反米左派ニコラス・マドゥロ大統領の退陣や選挙の見直しを求める反政府デモが各地で続いているが、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は同31日、警察当局との衝突などでこれまでに市民ら20人が死亡したとの独自集計を公表した。ベネズエラ当局もこれまでに1062人を拘束したと発表した。

仏で光ファイバー切断 五輪最中、狙われるインフラ

パリ五輪開催中のフランスで7月29日、光ファイバー切断攻撃が発生し、全国的にインターネット回線の減速被害が確認された。ほとんどの五輪競技が行われているパリ首都圏は被害を受けなかったものの、広範囲に影響が広がった。鉄道網に対する組織的な放火攻撃から数日しかたっておらず、組織的テロ攻撃の可能性を当局は疑っている。

比マニラで台風被害深刻 巨額予算も対策進まず、政府に批判

強い勢力の台風3号(フィリピン名カリーナ)の接近により、マニラ首都圏を含むルソン島の広い範囲が大雨や強風に見舞われ、甚大な被害が出た。特にマニラ首都圏では莫大(ばくだい)な洪水対策予算にもかかわらず、以前より広い範囲で洪水が発生。数日にわたって都市機能が麻痺(まひ)するなど、市民生活に大きな影響を及ぼしたことから、政府への批判も高まっている。

【韓国紙】バイデン氏の大統領選撤退と韓国・アメリカの関係

ジョー・バイデン大統領が結局、大統領選挙から撤退し、カマラ・ハリス副大統領に席を譲った。ハリス氏の登場で米国の同盟諸国やパートナー諸国は米大統領選に対する一抹の期待を持つようになった。

国外から結果見直し圧力 ベネズエラ大統領選 大規模デモ続く

28日に行われたベネズエラ大統領選挙で、選挙戦中終始劣勢だった反米左派の現職マドゥロ大統領が3選を決めたことに対して、首都カラカスを含む国内各地で30日も、選挙の見直しやマドゥロ氏の退陣などを求める大規模な反政府デモが行われた。

ハマス最高指導者死亡 イラン首都でイスラエルが暗殺か

パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍と戦闘を続けるイスラム組織ハマスは31日、最高指導者ハニヤ氏がイランの首都テヘランで殺害されたと発表した。市内の滞在先で「裏切り者のシオニスト(イスラエル)による攻撃」で殺害されたと主張、イスラエルによる暗殺との見方を示した。

各地で大統領選批判デモ 中南米主要国も結果認めず ベネズエラ

ベネズエラ選管(CNE)は29日、前日実施された大統領選挙を巡り、反米左派の現職ニコラス・マドゥロ大統領(61)の当選を承認した。一方、野党陣営は、独自情報を基にエドムンド・ゴンサレス候補(74)の勝利を主張している。選挙不正を主張する反政府デモが国内各地に広がっており、国民の間に亀裂が広がりつつある。

「日本に黒人奴隷」が物議 信長の家臣「弥助」めぐる歴史捏造

日本の戦国時代に、アフリカ人を奴隷として使用する習慣があったかのような言説が物議を醸している。フランス発のゲームやイギリス人作家の書籍による影響で、今後、虚言から世界中に広まった「従軍慰安婦」問題のようになる危うさをはらんでいる。

マドゥロ大統領「3選」

南米ベネズエラの選管当局(CNE)は28日、同日投開票が行われた大統領選挙で、現職の反米左派ニコラス・マドゥロ大統領(61)の当選を発表した。マドゥロ氏は3選目、任期は6年。

起きるかスウィフト地震

音楽の都ウィーンで来月8日から3日間、米国のスーパースター、テイラー・スウィフトさんのコンサートが開催される。

「最後の晩餐」演出に「敬意欠く」パリ五輪開会式に内外から非難

フランスで開催されたパリ五輪開会式は、行き過ぎた演出が国内外の保守派から非難された。特に「最後の晩餐」のパフォーマンスは「キリスト教徒を侮辱した」「五輪開会式を汚した」と世界中から批判され、花の都の式典に影を落とした。

【連載】「もしトラ」どうなる米外交 元米国防副次官補 エルブリッジ・コルビー氏に聞く

トランプ前米政権で国防副次官補を務めたエルブリッジ・コルビー氏は、中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーでこのほど開催された共和党全国大会で世界日報のインタビューに応じた。コルビー氏はトランプ政権が復活した場合、日本はウクライナ戦争よりも中国への対応を優先して自主防衛力の増強が求められると予想。

ゴラン高原にロケット弾 12人死亡 イスラエル ヒズボラ 全面衝突懸念

イスラエルが占領するゴラン高原にあるサッカー場を27日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが発射したとみられるロケット弾が直撃し、子供や若者少なくとも12人が死亡、20人以上が負傷した。イスラエル軍が同日、発表した。昨年10月にレバノンからイスラエル北部へ攻撃が始まって以来、イスラエル側の民間人犠牲者数としては最多となった。

四半世紀の反米左派に終止符か ベネズエラ大統領選投票開始

独裁的な反米左派政権が四半世紀にわたって続いてきた南米ベネズエラで28日、大統領選挙の投票が始まった。野党連合候補の元アルゼンチン大使エドムンド・ゴンサレス氏(74)が、世論調査で60%以上の支持率を獲得して、現職のマドゥロ大統領(61)に大きく差をつけている。ただし、3選を目指すマドゥロ大統領が、政権を死守するために強権を発動したり不正行為を行う可能性が指摘されており、国内情勢が不安定化する恐れも指摘されている。

【フランス美術事情】ミロのヴィーナス6体のダイバーシティー

日本でもよく知られているミロのヴィーナスは、パリのルーヴル美術館に所蔵されている。ギリシャのキュクラデス諸島の南西ミロス島で農夫が発見した石の塊から紀元前130年ごろの古代ギリシャで制作された彫刻の女性像で、ヘレニズム期の傑作とされている。

大戦中の日本移民迫害を謝罪―ブラジル 6500人を強制退去、資産没収

第2次世界大戦中にブラジルへの日本移民6500人が収容所などに送られていた件で、ブラジル政府は25日、首都ブラジリアで政府の諮問機関「恩赦委員会」を開き、戦中戦後の日本移民に対する迫害に対して同国政府として公式謝罪を行った。全会一致で決議され、ブラジル政府による日本移民への謝罪は初めて。

サメからコカイン検出、海への投棄が一因か―ブラジル

ブラジルの「オズワルド・クルス研究所」は23日、リオデジャネイロ沖で捕獲したサメの体内から、コカインが大量に検出されたとの研究論文を発表した。国営ブラジル通信が23日付で報じた。

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