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カナダ対米国境の橋が通行再開、デモ隊を排除

 カナダ東部オンタリオ州の対米国境の橋がデモ隊により封鎖された問題で、警察当局は13日朝(日本時間同日午後)、強制排除に踏み切り、公共放送CBCによると、少なくとも25人を逮捕した。橋を封鎖していた車両約10台が撤去された。カナダの国境管理当局は同日夜遅くになって、通行の再開を発表した。

トランプ氏「強い米国を取り戻す」

 トランプ前米大統領は、13日の「世界サミット2022」に寄せたビデオメッセージで、他の国々に対し「現在の米国指導者の弱さを米国の弱さと勘違いしてはならない。米国はこれまで以上に強く、偉大になって戻ってくる」と訴えた。2024年次期大統領選に関する直接的な言及はなかったが、政権交代を実現して強い米国を取り戻す意向を強調した。

アジアの平和のため協力を

 世界平和実現の方策を各国の元・現職首脳らが話し合う「世界サミット2022」は最終日の13日、朝鮮半島の平和統一に向けた取り組みを支持するとした「ソウル宣言」を採択して終了した。この日のサミットは韓国・京畿道加平郡のイベントホールで開かれ、演説した元首脳らが、アジアの平和のためには民主主義陣営の結束が必要だと訴えた。

独身制の廃止訴え カトリック マルクス枢機卿

 ローマ教皇フランシスコの最側近の一人、ドイツのローマ・カトリック教会ミュンヘン大司教区のラインハルト・マルクス枢機卿(すうききょう)が、聖職者の独身制廃止を訴えたことが、独教会ばかりか、世界のカトリック教会に大きな波紋を投げ掛けている。

北京五輪、「戦争不要」とウクライナ選手が抗議

 北京冬季五輪に出場したスケルトン男子のウクライナ代表選手が、ロシア軍集結による緊張の高まりに抗議する一幕があった。滑走前、テレビカメラに「ウクライナに戦争は要らない」と記されたポスターを示した。

豪政府、コアラを「絶滅危惧種」に指定

 オーストラリアのリー環境相は11日、同国東部に生息するコアラについて、近年の大規模森林火災などで絶滅の危険が増大したとして、「絶滅危惧種」に指定したと発表した。豪州の代表的な動物で国内外を問わず人気の高いコアラの保護に向け、全力を挙げる姿勢を鮮明にした。

ワクチン開発者と国際組織に 鮮鶴平和賞授与

 世界平和や紛争解決、環境保全などに貢献した個人や団体を表彰する「鮮鶴平和賞」の第5回授賞式が12日、韓国・京畿道加平郡で行われ、英オックスフォード大のサラ・ギルバート博士と、途上国のワクチン接種を推進する国際組織「GAVIワクチンアライアンス」(本部スイス)が受賞した。

北朝鮮の非核化に「努力を」

 韓国・ソウルなどで行われている「世界サミット2022」は12日、マイク・ポンペオ前米国務長官やマーク・エスパー前米国防長官らが登壇し、活発な議論が交わされた。

ワクチン開発者と国際組織に 鮮鶴平和賞授与

 世界平和や紛争解決、環境保全などに貢献した個人や団体を表彰する「鮮鶴平和賞」の第5回授賞式が12日、韓国・京畿道加平郡で行われ、英オックスフォード大のサラ・ギルバート博士と、途上国のワクチン接種を推進する国際組織「GAVIワクチンアライアンス」(本部スイス)が受賞した。

【社説】北京五輪 チャレンジ精神を称えたい

 北京冬季五輪はきょうで10日目。日本勢はこれまでのところ金メダル二つを含む10個のメダルを獲得している。後半戦の活躍にも期待したい。

香港当局によるメディアへの弾圧に「深い懸念」

 米国務省は8日、日米欧などの21カ国が共同声明を出し、香港当局による報道の自由や独立系メディアへの弾圧に「深い懸念」を表明したと発表した。開催中の北京冬季五輪に各国の注目が集まる中、中国の反発は必至だ。

世界サミット2022が開幕 各国指導者らが平和を討議

 世界平和実現のため各国の指導者らが集う「世界サミット2022」が11日、国連NGOのUPFとカンボジア政府の共催で開幕した。開会式は韓国・ソウルのメイン会場と韓国国会図書館、日本の会場を中継でつなぎ、世界各国から前現職首脳や宗教指導者らが参加。

大津波の教訓を後世に、タイに博物館が開館

 22万人を超す死者・行方不明者を出した2004年12月のスマトラ沖地震・インド洋大津波の教訓を後世に伝える博物館が4日、タイ最大の被災地となった南部パンガーで開館した。

世界サミット2022が開幕 各国指導者らが平和を討議

 世界平和実現のため各国の指導者らが集う「世界サミット2022」が11日、国連NGOのUPFとカンボジア政府の共催で開幕した。開会式は韓国・ソウルのメイン会場と韓国国会図書館、日本の会場を中継でつなぎ、世界各国から前現職首脳や宗教指導者らが参加。

【韓国誌】世代の戦いとなった韓国大統領選

 韓国大統領選まで1カ月を切った。まだ候補者間での明確な優劣が付いていない。支持率トップが常に入れ替わるのも、今回の選挙の特徴である。

【韓国誌】前国連事務総長の潘基文氏、韓国大統領選に苦言

 5年前の韓国大統領選挙で、一時、候補に擬せられた潘(パン)基文(ギムン)前国連事務総長が、現在行われている大統領選に苦言を呈した。東亜日報社が出す総合月刊誌新東亜(2月号)で、「韓国のように政治が国民を分裂させる国を見たことがない」と嘆いている。

上昇気流(2022年2月12日)

北京冬季五輪の開会式で聖火リレーの最終走者の一人が無名のウイグル人女子選手だった。これには世界中が驚いた。ウイグル人は中国共産党政権による「ジェノサイド(集団虐殺)」のただ中に置かれている。それを敢(あ)えて起用し「融和」を演出する意図が丸見えで「ジェノサイド五輪」を逆に印象付けた。

プーチン露大統領の北京訪問 ウクライナにらみガス供与へ

 プーチン氏は中国訪問に先立ち、中国・新華社通信に署名入りの「ロシアと中国 未来を見据えた戦略パートナー」を寄稿した。クレムリンのウェブサイトにもこの寄稿が掲載された。

上昇気流(2022年2月11日)

「全部を出し切った」。熱戦の続く北京冬季五輪で、94年ぶりとなる大会3連覇を狙った羽生結弦選手。結果は4位に終わったが、悔いはないといった表情が印象に残った。

旱魃・火災で消失進む 世界最大の湿原 ブラジル・パンタナル

 世界的に気候変動対策が急がれる中、沼地や泥炭地、氾濫原などの「湿地」が注目を集めている。土地面積に比べて、地球温暖化ガスの二酸化炭素やメタンガスを吸収する量が圧倒的に大きいためだ。

トラの字を冠するも…ー韓国から

 こちらでは1月1日からちょうど一月遅れで「ソルラル(旧正月)」を迎え、名実ともに年が明けた。今年の干支(えと)は「寅(虎)」。この字を見ると思い出す大先輩の韓国人記者がいる。愛称は「タイガー李」。眉毛が吊(つ)り上がり目はギョロリとして、最初は強面(こわもて)の印象からこの名が付いたと勝手に思い込んでいたが、名前の漢字表記の一文字が「寅」で、そう呼ばれていると後で聞いた。晩年、名物コラムニストとして後輩たちから慕われた。

韓国でも敵基地攻撃論 北ミサイル発射

 北朝鮮は先月、1カ月に7回という異例の頻度で各種ミサイルを発射したが、これを機に韓国では北朝鮮のミサイル発射地点を先制攻撃する敵基地攻撃論がクローズアップされている。ただ、現状では移動式発射台や海中からの潜水艦発射型などへの対応は困難とみられ、来月の大統領選を経て5月に発足する次期政権が向き合う重い課題となりそうだ。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(8) ミッドウェイの大敗 インド洋・珊瑚海の戦訓生かされず 索敵能力の強化、敵機への警戒など

南方資源地帯制圧後の戦略について、陸軍参謀本部は戦線を拡大させず南方支配を固めての長期持久態勢を目指したが、海軍軍令部は米軍の反攻を阻むため米豪遮断を、また連合艦隊司令長官山本五十六は米海軍に立ち直りの時間を与えぬためさらなる積極攻撃の実施を主張し、意思の統一は難航した。結局、「長期不敗の政戦態勢を整へつつ、機を見て積極的の方策を講ず」(「今後取るべき戦争指導の大綱)と玉虫色の作文で陸海の主張を併存させたが、海軍内部では山本の強引さに再び軍令部が折れ、ミッドウェイ作戦の実施が決まった。

投票転じて福島産食品解禁ー台湾から

昨年12月、原発建設再開など4テーマで公民投票が行われたが、日本の関心は「米国産ラクトパミン使用豚肉の禁輸に同意するか」という議案だった。

玉虫色の対中非難決議 二股外交では信頼喪失

2月1日、衆議院で対中非難決議が採択された。これは中国のウイグル人などに対する人権侵害を非難する決議のはずだった。しかし、その内容たるや「中国」と名指しせず、「非難」の文字も消えた。さらに「人権侵害」ではなく「人権状況」という言葉を使うといった曖昧さが顕著だ。

【社説】ミャンマー軍政1年 正常化ロードマップの作成を

ミャンマー国軍がクーデターで実権を掌握してから1日で丸1年が経過した。この日、軍政は非常事態宣言を半年間延長した。だが、1年間で事態を収束できなかった軍政が、半年間の延長で収束させられる趨勢(すうせい)にはない。何より国民の反軍政感情は根強いものがある。

再び春節イベントを禁止 ーフィリピンから

意外に思うかもしれないがアジアのラテン国家と呼ばれるフィリピンには、チャイニーズニューイヤー(春節)を祝う文化が根付いていて、普通の正月に匹敵するほどのお祝いをする地域もある。  マニラ市には東南アジア最古と言われる中華街がある。この時期になると赤い提灯(ちょうちん)があちこちに飾られた商店街では、派手な爆竹とドラゴンダンスが路上で披露され、多くの観光客で賑(にぎ)わうのが恒例となっている。

ミャンマー、クーデターから1年 注目される民主派情報発信

ミャンマー国軍が力で実権を掌握してから今月1日で丸1年を迎えた。クーデター政権は強権統治の鞭(むち)を反政府運動に容赦なく振り下ろし、1年間で死者1500人を出し逮捕者は1万2000人を超えた。それでもいまだクーデターは成功したとは言い難い状況だ。何よりSNSを駆使した民主派勢力の情報発信力が注目される。

【韓国紙】尹候補夫妻がはまる易術・巫俗の世界 大統領選で大きな論議に

東西古今を問わず、易術や占星術に親しむ権力者は少なくなかったが、韓国にはとりわけ易術・巫俗(シャーマニズム)に依存する政治家が多い。占い師、巫俗人(シャーマンのこと、男性をパクス、女性をムーダンと呼ぶ)の噂なく行われた大統領選挙があったのかと思うほどだ。

トランス選手が競泳女子席巻 米水泳連盟 参加基準を厳格化

米ペンシルベニア大学のトランスジェンダー競泳選手リア・トーマス選手が、他の女子選手を圧倒する結果を出していることが物議を醸している。トランス女子の参加が女子スポーツの公平性が損なわれるとの懸念が広がる中、米水泳連盟は1日、トランスジェンダー選手の大会への参加基準を厳格化することを決めた。

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