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米NY連邦庁舎前で放火 移民当局に抗議の男拘束

 【ワシントン川瀬裕也】米ニューヨーク・マンハッタンの連邦庁舎前で20日、火災が発生し、黒煙が立ち上る騒ぎとなった。放火などの容疑で男が現場で身柄を拘束された。建物には連邦捜査局(FBI)や移民税関捜査局(ICE)の事務所、移民裁判所などが入っている。

7月20日、米ニューヨーク・マンハッタンの連邦庁舎前で起きた放火を受けて規制線を張る警官(EPA時事)
7月20日、米ニューヨーク・マンハッタンの連邦庁舎前で起きた放火を受けて規制線を張る警官(EPA時事)

 FBIによると、拘束されたのは元陸軍兵士のアンドリュー・アラバカ容疑者(43)。容疑者はナイフやおのなどを所持し、「ICEを街から追い出せ」などと書かれたプラカードを載せたカートを押して現場を訪れた。ガソリンをまいて放火した上、花火に点火。さらにエアガンを建物に向けて発射したという。警備担当者らがその場で取り押さえた。

 この事件で、移民審理のため庁舎を訪れていた民間人1人を含む3人が軽傷を負った。FBIは、容疑者が拘束後も反ICEや反政府的な発言を繰り返したとしており、「反米・反政府的な過激思想を持っていた」との見方を示している。FBI合同テロ対策部隊(JTTF)も事件の経緯や動機を詳しく調べている。

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