
サッカー・ワールドカップ(W杯)開幕を目前に控え、米各地で大会ムードが高まっている。各地では、スタジアムやファンイベント会場で受け入れ準備が進み、代表チームを歓迎するイベントが開かれている。
ペンシルベニア州フィラデルフィア南部に位置するフィラデルフィア・スタジアムは今大会の公式競技場の一つだ。普段はアメリカンフットボールのNFLフィラデルフィア・イーグルスの本拠地として知られるが、スタジアムはW杯仕様に整えられ、開幕を待つ静かな緊張感が漂う。

市中心部にそびえ立つ重厚なフィラデルフィア市庁舎にはW杯の旗がはためく。観光客らは盛んにカメラのシャッターを切っていた。米国有数の都市公園として知られるフェアマウント公園内レモンヒルでは、W杯期間中に開かれる交流イベント、ファンフェスティバルの最終準備が進められていた。米建国250年の節目に重なる大会を前に、歴史ある街全体が祝祭ムードに包まれていた。
一方、首都ワシントン近郊のバージニア州アレクサンドリアは、クロアチア代表チームの滞在・練習拠点「チームベースキャンプ」に選ばれている。強豪チームを迎える街として歓迎ムードが高まっている。

6日夕、ポトマック川沿いのウォーターフロント・パークでは、クロアチアをテーマにした歓迎イベントが開かれた。会場には多くの家族連れが訪れ、クロアチア代表の赤と白の市松模様のユニホームを身に着けたファンの姿も目立った。
ステージでは、クロアチアの伝統的なダンスや歌が披露され、民族衣装をまとった出演者に観客から大きな拍手が送られた。周辺の飲食店などではクロアチア料理が振る舞われ、訪れた人たちは一足早い大会気分を楽しんでいた。







