【ワシントン山崎洋介】トランプ米大統領は7日、石破茂首相の辞任表明について、「少し驚いた。彼はとてもいい人だ。われわれはとてもうまくやっていた」と述べた。ワシントン近郊で、記者団からの質問に答えた。
石破氏とトランプ氏は2月に首都ワシントンで会談したほか、6月にカナダで開かれた主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)でも会談していた。トランプ氏は、「彼のことを知っていたし、好きだった」とも語った。
米メディアは、石破氏の辞任について一斉に報じ、ワシントン・ポスト紙は日本を「世界で最も安定した民主主義国の一つで、米国の主要な安全保障上の同盟国」とした上で、日本における「異例の政治的不確実性の時期を、一層深刻化させた」と伝えた。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、石破首相の失脚について、インフレや移民、低迷する経済といった課題に対し、「有権者が新たな解決策を求め、主流政党がポピュリスト勢力に支持を奪われつつある、という世界的な動向の新たな局面」と分析。石破氏は7月に米国との間で関税合意を実現させたが、合意自体が続投理由にならず、むしろ「(対米関税交渉という)最大の懸案が片付いたことで、退陣を早める要因となったとも言える」と指摘した。






