【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)桑原孝仁】米共和党大会は3日目を迎えた17日、トランプ前米大統領の孫娘も演説し、注目を集めた。
演説したのは、トランプ氏の長男ジュニア氏の長女カイ・トランプさん(17)で、トランプ氏にとっては最年長の孫になる。カイさんはジュニア氏の紹介を受けて登壇し、大観衆の前でスピーチした。
カイさんはジュニア氏と元妻ヴァネッサ・ケイ・ハイドン氏の間に生まれ、トランプ氏と同様ゴルフを好み、選挙活動にも度々参加している。カイさんは緊張しながらも、笑いを交えながら演説し、大きな歓声を浴びていた
リハーサルでは、ジュニア氏がカイさんに会場のモニターやテレプロンプターの位置を指を差して教える場面も。カイさんは直後に親子2人の写真をインスタグラムに投稿するなど、親子の絆の強さをうかがわせた。
一方、ジュニア氏は副大統領候補のJ・D・バンス上院議員と非常に親しいことで知られる。ニューヨーク・タイムズ紙によると、バンス氏の起用にはジュニア氏の強い支持が影響したと言われており、バンス氏も副大統領候補に選ばれた直後、最初にジュニア氏に感謝の電話をかけたという。