トランプ氏指名確実 米スーパーチューズデー14勝1敗

共和 ヘイリー氏撤退表明

5 日 、 米 南 部 フ ロ リ ダ 州 パ ー ム ビ ー チ で 演 説 す る ト ラ ン プ 前 大 統 領 ( A F P 時 事 )

【ワシントン山崎洋介】11月の米大統領選に向けた民主、共和両党候補の指名争いで5日、16州・地域で予備選と党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎え、共和党は独走中のトランプ前大統領(77)が圧勝し、指名獲得を決定付けた。これを受け、ヘイリー元国連大使(52)は撤退を表明し、トランプ氏と現職バイデン大統領(81)とが再対決することが濃厚な本選挙に向けた動きが本格化する。

共和党は15州で実施され、トランプ氏は大票田の西部カリフォルニアをはじめ、南部テキサスやバージニア、東部メーン、マサチューセッツなど14州で勝利。これに対し、ヘイリー氏は、東部バーモント州を制することで一矢報いた。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、この結果を受けヘイリー氏は6日午前10時前後に演説し、選挙戦からの撤退を表明する。その中で、ヘイリー氏は、トランプ氏への支持は表明せず、同氏に共和党穏健派や無党派層への支持を獲得するよう促すという。

共和党の候補者選びは、代議員の過半数に当たる1215人の獲得を巡って争われ、CNNによるとトランプ氏は1040人を獲得。指名獲得を確実にしたことで、今後はバイデン氏との再対決を見据えた選挙戦を展開する。

5日夜にフロリダ州の自宅で支持者を前に演説したトランプ氏は、直接ヘイリー氏には言及せず、「われわれは団結するだろう。それは今すぐに起きる」と述べ、暗に同氏に撤退を促した。バイデン氏については「米国史上最悪の大統領」だと批判し、「(本選挙が行われる)11月5日は、米国の歴史上、最も重要な日として語り継がれるだろう」と語った。

バ イ デ ン 米 大 統 領 = 5 日 、 ワ シ ン ト ン ( E P A 時 事 )

一方、バイデン氏は声明を発表し、トランプ氏が「民主主義を破壊しようと決意している」と非難。「不平不満と恨みに突き動かされ、米国人のためではなく、自身の復讐(ふくしゅう)と報復に焦点を当てている」と主張するなど、本選挙に向けたトランプ氏批判を展開した。

民主党は、バイデン氏が、ほぼすべての州で圧勝したが、米領サモアでは実業家のパーマー氏(52)に敗北した。

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