共和候補選び きょう幕開け アイオワ州で党員集会

13日、米中西部アイオワ州デモインで、オンライン 集会に備えるトランプ前大統領(AFP時事)

【ワシントン山崎洋介】11月の米大統領選に向けた共和党の指名候補争いが15日、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開ける。トランプ前大統領(77)が1位を確保する見通しが高まる中、ヘイリー元国連大使(51)とデサンティス・フロリダ州知事(45)の2位争いが焦点となる。大寒波の影響で、「歴史的に寒い党員集会」(米メディア)になることも予想されており、参加者数への影響も注目される。

地元紙デモイン・レジスターなどが13日に発表した世論調査で、首位のトランプ氏の支持率は48%、2位のヘイリー氏が20%、3位のデサンティス氏は16%だった。全米での世論調査でトップを独走するトランプ氏が同州でも、依然として大きなリードを保っている。

一方、支持率が上昇傾向にあるヘイリー氏は、昨年12月の同調査で2位だったデサンティス氏を逆転した。第2戦の東部ニューハンプシャー州では、CNNテレビの調査でトランプ氏との支持率の差を7ポイントまで縮めており、初戦で2位となることで、今後に向けて勢いを加速させられるかが注目される。

デサンティス氏は、支持者による組織的な選挙運動を展開し、自身もアイオワ州の99の郡すべてを訪問。同州のレイノルズ知事や福音派の有力指導者ボブ・バンダー・プラッツ氏の支持を得ており、2位に食い込むことで、今後に望みをつなげたい考えだ。

大寒波の影響により、15日には州都デモインで零下20度以下になる見込み。党員集会への参加を断念する有権者が出る可能性がある中、熱狂的な支持者の多いトランプ氏に有利に働くとの見方もある。

デモイン・レジスター紙の世論調査で、トランプ氏を「非常に熱心に」、もしくは「とても熱心に」支持する人は88%だったのに対し、デサンティス氏は62%、ヘイリー氏は39%だった。同世論調査を監督したJ・アン・セルツァー氏は、ヘイリー氏の支持が「不安定な地盤」 に基づいており、15日の党員集会の結果が世論調査よりも低く出る可能性を指摘した。

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