
来年11月の米大統領選に向け、リベラル進歩系のニュースメディア「ヤング・タークス」の創設者であるチェンク・ウイグル氏(53)が与党・民主党の候補指名争いに立候補を表明した。
ウイグル氏は12日、同メディアのユーチューブチャンネルで立候補を発表。バイデン氏の経済・雇用対策の支持率低迷に言及し、「バイデン氏では勝てそうもない」と主張した。その上で「(立候補する人は)私でなく、他の誰かであるべきだった。しかし、残念なことに他の誰もいなかった」と述べ、「(指名争いが始まるまで)あと4カ月しかない。われわれは軌道修正しなければならない」と訴えた。
同氏は、トルコのイスタンブールで生まれ、1978年に米国へ移住。2002年に衛星ラジオ番組として、同メディアを立ち上げた。現在ユーチューブチャンネルの登録者数は約560万人に上る。(外報部)