
今月24日に発表された米紙ワシントン・ポストとABCニュースが発表した最新の共同世論調査によると、52%が来年11月の大統領選でトランプ前大統領に投票すると回答し、42%にとどまったバイデン大統領に10ポイントの差をつけた。現在80歳のバイデン氏は、高齢への懸念などから求心力が急速に低下していることが浮き彫りになった。
今年5月の調査では、トランプ氏が49%、バイデン氏が43%と、6ポイント差だったが、今回の調査でトランプ氏はさらにリードを広げた形だ。
トランプ氏は25日、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」で、同調査の結果に直ちに反応した。ABCニュースが番組で自身のリード拡大に触れなかったことを批判し、「世論調査に数百万㌦を費やして、その結果が自分たちの望むものでなければ、結果を正確に報道することを拒否している」と主張。「一般大衆はそれに気が付いている。ABCのフェイクニュースは恥じるべきだ」と不満をぶつけた。(外報部)





