【エルサレム森田貴裕】イスラエルとイスラム組織ハマスとの交戦は7日、開始から5カ月を迎えた。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止を巡る間接協議は6日もエジプトの首都カイロでハマスや仲介国の代表団により続けられた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は6日、エジプト当局者の話として、長期の戦闘休止の実現に向け、まずは数日間の短期戦闘休止を目指す案が検討されていると報じた。
米国や仲介国のカタール、エジプトは10日ごろ始まるイスラム教のラマダン(断食月)までに戦闘休止の合意に到達することを目指しているが、イスラエルとハマスの隔たりは大きく、交渉の先行きは依然不透明だ。