
【エルサレム森田貴裕】イランは6日、サウジアラビアの首都リヤドにある大使館を7年ぶりに再開した。イスラエルのメディア「i24ニュース」が同日、報じた。
大使館内では再開を祝う式典が開かれ、イランのビクデリ外務次官(領事担当)は「両国間の協力は新たな時代に入った」と語った。
サウジは2016年、イランの首都テヘランで群衆がサウジ大使館を襲撃したことを受けてイランとの外交関係を断絶していたが、両国は今年3月、中国の仲介により外交関係正常化で合意した。サウジも近くイランで大使館を再開させる見通し。