【エルサレム森田貴裕】イランは6日、首都テヘランで行われた式典で国産の極超音速ミサイルを公開した。国営イラン通信(IRNA)が同日、報じた。
IRNAは「ファタハ」と名付けられたミサイルの写真を公表。式典にはライシ大統領が出席した。
イランの精鋭部隊、革命防衛隊の航空宇宙軍が開発したとする極超音速ミサイルは、射程1400㌔で、マッハ13~15の速度で標的に命中し、既存の防空システムを回避することができるという。
革命防衛隊は昨年11月、極超音速で飛行するミサイルを開発したとし、「あらゆる対空防衛システムを破ることが可能だ」と主張していた。