【エルサレム森田貴裕】スーダン南部の青ナイル州で20日、土地をめぐる部族間の衝突があり、2日間の戦闘で、女性や子供を含む少なくとも150人が死亡、86人が負傷した。医療関係者の話として、フランスのニュースサイト「フランス24」が同日、報じた。
同州の都市ダマジンでは20日、市民数百人が暴力反対のデモ行進を行い、州知事の解任を求めた。
青ナイル州では先週にも、土地をめぐる部族間の衝突が発生し、国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、少なくとも13人が死亡、24人が負傷した。
青ナイル州では7月11日、ハウサ族とベルティ族との間で土地をめぐり衝突が勃発。7月下旬にいったんは敵対行為を停止したが、9月に再び衝突が勃発していた。