【エルサレム森田貴裕】シリア北部のアレッポ国際空港で6日夜、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、3人が死亡、5人が負傷した。英国に拠点を置く「シリア人権監視団(SOHR)」が7日、報じた。
国営シリア・アラブ通信(SANA)は6日、アレッポ国際空港を標的とした多数のミサイル攻撃により滑走路などが破壊され、空港が使用不能になったと報じた。シリア軍関係者によれば、地中海の上空からイスラエル空軍機がミサイルを発射したという。
SOHRによると、空港の周辺にある親イラン民兵組織の武器倉庫も破壊されたという。アレッポ国際空港では先月31日にも、イスラエル軍によるとみられる攻撃で、滑走路や武器倉庫が破壊されている。