国連施設に砲撃、9人死亡 ガザ南部 イスラエルは関与否定

24 日 、 イ ス ラ エ ル 軍 の 爆 撃 を 受 け 、 パ レ ス チ ナ 自 治 区 ガ ザ 南 部 ハ ン ユ ニ ス に 立 ち 上 る 黒 煙 ( A F P 時 事 )

【エルサレム森田貴裕】イスラエル軍がイスラム組織ハマスに対する作戦を強化しているパレスチナ自治区ガザ南部の最大都市ハンユニスで24日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の施設が砲撃を受け、少なくとも9人が死亡、75人が負傷した。UNRWAガザ事務所のホワイト所長が同日、X(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。

砲撃を受けたのはUNRWAの職業訓練センター。約3万人が避難しており、被弾した建物には約800人がいたという。

イスラエル軍は声明で、「自軍の攻撃ではなかった」と関与を否定し、ハマスによるロケット弾の誤射の可能性を示唆した。

イスラエル軍は、ハマスの幹部らが潜伏しているとみられるハンユニスを包囲。24日も地上部隊と空軍の連携による的を絞った攻撃で、多数のハマス戦闘員を殺害し、軍事インフラを破壊したと発表した。

ガザ保健省は25日、過去24時間でハンユニスでのイスラエル軍による空爆で、少なくとも50人が死亡したと発表した。交戦が始まった昨年10月7日以降、ガザ地区でこれまでに2万5700人以上が死亡した。

一方、イスラエルによるガザ地区への軍事攻撃がジェノサイド(集団殺害)に当たるとして南アフリカが提訴した裁判で、国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は24日、イスラエルに軍事作戦の即時停止などを命じる仮保全措置についての判断を26日に示すと発表した。仮保全措置が出たとしても強制力はないが、イスラエルに対する国際社会からの批判はさらに高まるとみられる。

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