ハマス 連日人質解放戦闘停止3日目 食料など支援物資搬入

ハマスによって解放された人質を乗せた国際赤十字の車両=2023年11月26日(UPI)

【エルサレム森田貴裕】イスラエルとイスラム組織ハマスの人道的な戦闘停止は26日、3日目に入った。双方は引き続き、収監している囚人や人質の一部をそれぞれ解放する。

イスラエル首相府は25日、第3陣としてハマスが26日に解放する予定のイスラエル人人質13人の名簿を受け取ったことを明らかにした。

カタールなどが仲介したイスラエルとハマスの合意では、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を4日間停止するとともに、ハマスがイスラエルから連れ去った人質約240人のうち女性と子供50人を解放し、交換条件としてイスラエルは、同国内で収監しているパレスチナ人の女性や未成年者150人を釈放する。

ハマスは、戦闘停止に入った24日にイスラエル人13人、タイ人10人、フィリピン人1人の人質計24人を解放。外国人の解放は合意とは別枠で行われた。翌25日、ハマスはガザ地区北部への支援物資搬入が不十分だなどとして人質の解放を遅らせると発表した。これに対しイスラエルは、解放がなければ戦闘を再開すると警告。仲介役のカタールなどとの交渉の末、ハマスが同日深夜、イスラエル人13人とタイ人4人を解放し、合意の破棄は回避された。

イスラエル側は、24日に39人、26日未明に39人、計78人のパレスチナ人を釈放した。

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、25日中にトラック61台がガザ地区北部に食料や水、医療物資を運び込んだ。戦闘停止の4日間は支援物資を積んだトラック200台と燃料を載せたトラック4台が毎日、ガザ地区に入るという。

イスラエルの占領地政府活動調整官組織(COGAT)によれば、24、25日には人道支援物資を積んだトラック200台と燃料を積んだトラック4台の他に、調理用のガスを積んだトラック4台がラファ検問所を通ってガザ地区に入った。

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