対イラン制裁 欧州連合が合意 抗議デモ暴力的弾圧に  

燃えるバイクの周囲に集まる人々=8日、テヘラン(AFP時事)

【パリ安倍雅信】欧州連合(EU)は17日、イラン人女性マフサ・アミニさん(22)が、警察当局に拘束中に死亡したことへの抗議デモを暴力的に取り締まったとして、関与した11人のイラン指導者と4団体に対する制裁を採択した。EUのボレル外交安全保障上級代表(外相)が制裁リストを明らかにした。

11人の中にはイランの情報通信技術相などが含まれ、EUによるビザ発行禁止と資産凍結が行われる。ルクセンブルクに集まったEU加盟27カ国の外相は、イランの対応を厳しく非難し「全会一致」で制裁が決定された。制裁リストは、イランの首都テヘランでの抗議デモ参加の逮捕者を含む政治犯や外国人が収容されているエビン刑務所で火災が発生する前にまとめられたものだ。同火災で8人が死亡した。

ドイツのベアボック外相は「刑務所が燃えている恐ろしい映像を見て、さらに平和に暮らす人々、女性、男性、そして若者や学童が残酷に殴打される姿を見るとき、私たちはこの状況を見て見ぬふりをするわけにはいかないし、そうはしたくない」と述べた。

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