朝鮮半島

台湾、朝鮮戦争で心理・情報工作 韓国誌が秘話

朝鮮戦争(1950~53年)に台湾の国民党軍や在韓華僑の有志軍が参戦し、主に北朝鮮に援軍を出した中国共産党軍に対する心理・情報工作を行った詳細について、韓国有力誌「月刊朝鮮」(7月号)が専門家の寄稿文を掲載した。近年、台湾有事の可能性が取り沙汰される中、韓国が台湾問題に改めて向き合うきっかけになりそうだ

【韓国紙】米大統領選挙TV討論の真の敗者

2012年の米大統領選挙を1カ月後に控え、民主党のバラク・オバマ大統領と共和党のミット・ロムニー大統領候補が初めてのTV討論に臨んだ。2人は明るく笑って握手し、互いの腕を抱えて励ましあった

【韓国紙】「朝鮮民族美術館」に刻まれた心

「白磁青華陽刻牡丹紋ペゲンモ」は韓国の国立中央博物館の所蔵品だ。ペゲンモは枕の両端に付けて形を整えたり飾ったりするもの。二つで一対だが同博物館にあるのは一個だけだ。東京の日本民藝館にほとんど同じペゲンモがあり、この二つが一対だった可能性があるという。一対だったものがなぜ韓国、日本に分かれて置かれるようになったのか。朝鮮民族美術館が二つのペゲンモをつなぐ輪だ。同美術館にあったものが、ある時、別々になったのだ。

「もしトラ」正恩氏と再会談か ハノイ決裂5年、核脅威増

韓国では今年11月に迫った米大統領選でトランプ氏が再選を果たした場合、北朝鮮の金正恩総書記との首脳会談がまた行われるのではないかという観測が広がっている。ただ、2人の会談が北朝鮮非核化という大きな目標を見失ったまま行われることへの危機感も根強い。

親北政党にまた解散の憂き目?綱領に違憲素地 審判請求促す

急進的な親北反日主義で知られる韓国野党・進歩党が「違憲政党」に当たるとして憲法裁判所の判断を仰ぐための手続きが進められている。「最も北朝鮮寄り」と言われる同党が強制解散させられた場合、事実上、同党と連帯する最大野党・共に民主党の路線にも影響が出てきそうだ。

【韓国紙】夜10時、中国の公安が訪ねてきた 「天安門事件の報道予定は?」

5月31 日午後10時10分ごろ、家のドアが叩(たた)かれた。宅配便かと思ってそっと開けると中国公安4人が立っていた。外に出て話すと「法規により住宿登記(滞在地申告)とビザを確認しに来た」という。1年のビザ更新期間はかなり残っているのに、金曜日の夜にいったい何の用なのかと思いつつも、余計なことを言わず確認手続きを終えた。

北朝鮮 中国ステルス機で極秘訓練 有事出撃 米軍機に対抗か

北朝鮮が昨年から朝鮮人民軍の飛行士を中国に派遣し、最新鋭ステルス戦闘機「殲20(J20)」の操縦訓練を極秘に行っていることが分かった。中朝関係筋が17日、本紙に明らかにした。北朝鮮がロシアに続き中国とも軍事面で密接な関係を築いていることを示すものと言える。

【韓国】南北は元の関係に戻れず

北朝鮮が韓国をもはや統一すべき同胞ではなく「第一の敵」と規定し、これまで双方で控えてきた敵対行動を再開させている。韓国側もそれに応じて対北措置を解除し、再び南北の間で緊張が高まる兆しが見えている。

尹政権“植物政権”に転落の危機、保守の再建は可能か

韓国では4月に行われた総選挙結果の分析が続いている。月刊中央(6月号)で韓国選挙学会会長を務めた培材大教授の金亨俊(キムヒョンジュン)氏が「保守の再建は可能か」を寄せており、韓国政治の“地殻変動”について考察している。

【韓国紙】“ゴミ風船”のやりとりで深まる「嫌北」

今年4月、統一部(省に相当)に出入りする他社の後輩記者が一生懸命に書いた北朝鮮関連記事へのコメントだった。韓半島問題が前進と後退を繰り返すせいで国民も疲れ果て、北朝鮮問題自体に嫌気が差す“厭北現象”は昨日今日の話ではない。現政権になってからはさらに深刻になり、このような記事への反応から、それがそっくり感じられた。

北ゴミ風船、生物・化学兵器の運搬実験か サリン2トンで「首都25万人死傷」

北朝鮮が先月末から断続的に紙くずなどを入れた大型風船を韓国各地に飛来させた問題で、韓国では北朝鮮が生物・化学兵器の運搬手段としてその性能や効果をテストしたのではないかとする見方が出ている。韓国側は対応を求められそうだ。

【韓国紙】北の汚物風船散布は高強度テロの前奏曲

非対称戦力は戦争で兵力の差を克服するための戦略的・戦術的手段をいう。この概念はアンドリュー・マックがベトナム戦をモデルに1975年『世界政治』に発表した論文『なぜ軍事的強大国が小規模戦争で敗北するのか?』で初めて使われた。

日中韓サミット、FTA推進で合意 強権中国に警戒を

韓国の首都ソウルで27日、日中韓首脳会談(サミット)が開催された。共同宣言には日中韓が自由貿易協定(FTA)締結に向け「交渉加速のための議論継続」と明記した。経済悪化に苦しむ中国側の要請を受けた合意とされる。だが安全保障観を欠いた経済的繁栄のシナリオは、砂上の楼閣にすぎない。

【韓国紙】開放・包容の韓中関係を期待して

韓日中3カ国首脳会談は韓国と中国の関係変化の可能性を大いに期待させる雰囲気の中で27日閉幕した。こうした期待感は戦略対話チャネルの新設と再開に両国が合意した事実に基づく。

裁判遅延、広がる不信-韓国野党代表起訴 前政権が関連法“改悪”

韓国革新系の李在明・共に民主党代表や曺国・祖国革新党代表が被疑者となっている各種裁判が大幅に遅延し、これを訝(いぶか)しがる声が相次いでいる。背景には文在寅前政権時の関連法改正や担当判事たちの資質の問題があるとの指摘が目立つ。判決確定が延び延びになれば、被疑者のまま次期大統領選に出馬する道も開かれる。

【韓国紙】国交正常化60周年控える韓日の未来

来年、韓日国交正常化60周年を迎えるが、20日、外交部(部は省に相当)と国立外交院が共催した「韓日新協力ビジョンフォーラム」が開かれ、政府と民間の韓日関係専門家が集まって両国関係の現実を診断し、未来の方向について議論した。

与党敗因は「尹氏への失望」

韓国で4月に行われた総選挙で政権与党が敗北した。その理由分析が韓国メディアでは盛んだが、月刊朝鮮(5月号)は「元老作家卜鉅一(ボクコイル)氏」にインタビューしている。

韓国映画「破墓」の大ヒット 反日マーケティングの効果? 

韓国でホラー映画が1000万人動員を達成して、さらに観客数を伸ばしている。張宰賢(チャンジェヒョン)監督の「破墓(パミョ)」だ。これが「露骨な左翼・反日映画ではないか」という“ノイズマーケティング”で大ヒットさせたという話が出て、これに対して国会韓流研究会諮問委員も務める「ニューシスエコノミー」編集長のイ・ムンウォン氏が月刊朝鮮(5月号)に原稿を寄せた。

【韓国紙】「韓日歌王戦」に見る双方向の文化交流

動画投稿サイトYouTubeで、MBN芸能番組「韓日歌王戦」の一場面を偶然に見た。出演者の韓国歌手リンと日本歌手、歌心りえが共にナミの『悲しい絆』を歌う姿を映していた。ずば抜けた歌唱力の2人の歌手が韓国語と日本語バージョンをやりとりしながら歌う姿が印象的だった。関連動画を幾つか探したが、短いものでは飽き足りず、先日から一気見中だ。

韓国・尹大統領就任2年 局面打開へ疎通・謝罪

韓国の尹錫悦大統領が10日で就任2年の節目を迎えた。事実上の政権中間評価となった先月の総選挙では与党が記録的惨敗を喫し、その敗因として尹氏の疎通不足や独善的スタイルが指摘されている。そうした声に耳を傾けて再出発するのか。ねじれ国会のまま任期5年を全うしなければならず、厳しい国政運営も予想される。

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