トップ国際朝鮮半島韓国特別検察官、家庭連合総裁を起訴

韓国特別検察官、家庭連合総裁を起訴

韓国の特別検察官は10日、請託禁止法違反の罪などで、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の韓鶴子総裁を起訴した。

起訴状などによると、韓総裁は教団の元幹部と共謀して尹錫悦前大統領夫人の金建希被告にブランドバッグなどを贈り、教団の事業に便宜を図るよう依頼。また、教団側から尹氏側近で同党の国会議員、権性東氏に対し、1億ウォン(約1070万円)の政治資金を渡したとされる。特別検察官は9月に韓総裁を逮捕していた。

韓国メディアによると、韓総裁は10月に入ってから健康上の問題を理由に、特別検察官の取り調べに応じていないという。

韓国の教団本部は10日、「今回の起訴は韓総裁の宗教的使命と象徴的役割に対する理解不足から始まった結果」だとし、「深い遺憾の意を表明する」とのコメントを発表。また、「(韓総裁は)政治的利益や金銭的目的とは無関係に信仰的使命を遂行してきた。今回の事件を指示したり、遂行したりして関与したことはない」と強調した。(外報部)

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »