「反日銅像」撤去に弾みか 韓国 徴用工像 条例で設置阻止

市民団体「次はソウルで」

道のり長い慰安婦像撤去

ただ、「反日銅像」の設置阻止が今後も続き、実際にどこまで撤去が進むかは不透明だ。

設置が阻止された民主労総巨済支部は本紙取材に「(巨済市の)親日派反民族的決定には一切従わない。政治的にでも行政的にでも解決するまで最後までやるつもりだ」(同支部関係者)と強気の姿勢を崩していない。

今年7月、巨済市の地元住民向けに開いた徴用工像 設置反対の野外公聴会で発言する市民団体メンバー (「韓日葛藤打破連帯」提供)

過去には一度撤去された徴用工像が再び設置されたケースもある。2019年、在釜山日本総領事館近くに設置された徴用工像が市によって強制撤去されたが、民主労総の執拗(しつよう)な試みにより再び元の場所に設置され、現在もそのまま残っている。

また銅像の設置反対と撤去を進める市民団体自体もかつて路線の違いで分裂し、組織拡大には課題も抱える。

慰安婦像の場合、全国で150体近くあり、撤去までの道のりは長い。だが、日韓関係重視の尹政権にとり、少なくとも日本大使館前の慰安婦像など「外国公館の安寧の妨害や威厳の侵害を防止するための措置」を義務付けたウィーン条約に違反する銅像の撤去は、急ぐべき課題と言える。

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