【韓国紙】主要施設に韓国語表記がある日本

地下鉄メトロの券売機は英語、中国語、韓国語など、多様な言語に対応している
地下鉄メトロの券売機は英語、中国語、韓国語など、多様な言語に対応している

韓国は外国語の案内増やせ

東京から成田空港へ行く空港バスの座席に日本語、英語、中国語と共に韓国語の案内文が記されていた。「安全ベルトを閉めて下さい」。シートベルトを締めろという意味なのはすぐ分かるが表現が全く変だった。「やるならちゃんとしなきゃ」と苦笑いが出た。

日本で簡単な韓国語表記、案内文を見るのは難しくない。地下鉄、高速バス、空港など主要交通施設、観光客がたくさん訪れる大型ショッピング施設には間違いなくある。概してよく整理されているが、ぎこちない表現もたびたび目に付く。

到着した金海国際空港。バス停で釜山市内に行こうとする日本人観光客に案内員がバス路線を説明していた。日本語が分からない案内員は路線図の特定のバス番号を指さしながら、大声で一文字ずつ正確に読んであげていた。「ソ・ミョン・ナム・ポ・ドン・ボ・ス(西面南浦洞バス)」。日本語版の釜山・慶南地域観光地図を持った他の日本人女性にもそうした。そうすれば分かってくれるだろうと思っているのか、かなり熱心ではあるが、それだけだったので滑稽だった。

彼女らが見ている路線図には日本語が一文字もなかった。英語が一部あったりしたが、経由地や終点はハングルでだけ表記されていて、外国人には助けにならないように見えた。頷いていた日本人たちは案内員の説明(?)を理解したのだろうか。地図を持っていた女性がバスを待つ10分余りの間に地図と路線図を何度も確認するのを見ると、そうではないようだった。

彼女らは目的地にちゃんと行けただろう。ネットにつながったスマートフォンさえあれば、どこでも訪ねていける世の中ではないか。それでも不便で不安ではあっただろう。地図アプリがいくら良くても実際とは差がある。このような時、自国語の案内板は確実な道案内となる。韓国社会は日本人に誠意がないと感じたかもしれない。

日本で生活しながら韓国語表記を見ると、韓国人に対して日本社会が表す最小限の誠意や尊重でないかという思いをたびたび抱く。日本を訪れた、あるいは日本に住む韓国人を重要なお客さん、あるいは日本社会の一構成員と思う心を表したものといっても良い。

あらゆる所で日本語表記をすることは不可能だし、そのような必要もないが、釜山・慶南地域を訪れた日本人にとって関門の役割をする金海空港なら話は別だ。航空情報ポータルシステムによると、金海空港の国家別旅客運送割合で日本は36%を占めて最も多い。

こうした所のバス停事情がこれでは成田空港行バスの中で見た「安全ベルトを閉めて下さい」という韓国語表記を見て苦笑いしたことが恥ずかしくなる。

(姜具烈(カングヨル)東京特派員、11月27日付)

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