トップ国際朝鮮半島【韓国紙】核燃料再処理や原潜を保有できない韓国

【韓国紙】核燃料再処理や原潜を保有できない韓国

【ポイント解説】ゴールポストは動かない?

韓国は何かにつけ日本と比べたがる。「日本は許可されているが、韓国はされていない」と同等でないことを拗(す)ねる。まるで駄々っ子だ。なぜ同等でないか、理由に思いを致すことは少ない。

「キャンプデービッド精神」は今後、日米韓でそれぞれ政権が代わろうとも外交安保で3国は協力していくというものだ。日米ではこれまで、この精神が実行されてきた。日本で自民党から民主党政権になろうが、米で共和党、民主党間で政権交代が行われようが、日米同盟の方向は揺れなかった。

昨年、韓国で保守系の尹錫悦政権が誕生して、前政権で悪化した日韓関係の立て直しに乗り出し、米韓関係も修復しようと積極的な外交を展開した。しかし、まだ2年目である。前政権の「反日離米」の残影が日米当局者の脳裏にはくっきりと残っている。

しかも、尹政権の基盤が安定しているとは言い難い。前の大統領選はいわば「51対49」の僅差での勝利だった。国会も来年の総選挙で「与小野大」が解消されるとは限らず、野党が第1党を維持すれば、次の大統領選で保守政権が続く保証は薄くなる。

これまでの経験から、左派野党が政権に返り咲いても、国家間の約束であるキャンプデービッド精神が守られると考えるほど、日米外交当局者はナイーブではないだろう。日本はゴールポストが動く光景を何度も見てきた。そんな相手に危険な武器を渡し、自由にさせるほど、米国は甘くない。

理由にはもう一面がある。北朝鮮だ。仮に北朝鮮が南を支配する、あるいは影響力を行使できるようになれば、南にある戦略資産は北の手に落ちる。これが日本との大きな違いだ。韓国は北朝鮮と地続きであるがゆえに“信用等級”がどうしても下がるのだ。

北朝鮮、中国、ロシアの状況を見れば、韓国に相応の力を持たせなければならない。一見もっともらしいが、日米韓の安保協力は同等の武器を持つことではない。連携して対応することだ。

こうした理由を考えれば、他と比べて不満を言っている場合ではない。それぐらいのことは韓国政府も分かっているだろう。

(岩崎 哲)

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