世界に約14億人の信者を有するローマ・カトリック教会の最高指導者、ローマ教皇は米大統領と共に世界で最も多忙な指導者だろう。だからといって、24時間、職務だけに没頭しているわけではない。趣味があり、スポーツに興じることもあるし、ドイツ人の教皇べネディクト16世のように、余暇にはピアノを弾くという教皇もいた。
南米出身の前教皇フランシスコはサッカーが大好きだった。重要な試合と公式行事が重なった場合、どちらを優先するか苦悩した。
米国初の教皇に選出されたレオ14世の場合、やはりベースボールだ。レオ14世はシカゴ出身だ。同地を本拠地にする大リーグのホワイトソックスのファンとして知られている。それだけではない。レオ14世は大のテニスファンであり、自身もテニスをする。レオ14世は昨年5月14日、男子テニス世界ランキング1位のヤニク・シナー選手(イタリア)とバチカンで面会し、シナーさんからラケットの贈呈を受けている。
ところで、レオ14世も夏季休暇がある。今月5日から27日まで丸3週間、ローマの南東約25キロに位置し、人口8000人を擁するカステル・ガンドルフォにある教皇宮殿は、就任から14カ月が経過した教皇にとって、2度目の夏の静養の地だ。
7月の3週間にわたる滞在中、教皇が休息以外にどのような予定を立てているのかは公表されていない。唯一確認されているのは、巡礼者や地元住民と共にささげる恒例の日曜正午の祈りだけだ。ペテロの後継者、ローマ教皇にも夏季休暇が必要なのだ。(O)






