【パリ安倍雅信】欧州連合(EU)の外相理事会は23日、ブリュッセルで新たなロシア制裁案を協議したが、ロシアに融和的なハンガリーが反対し、合意に至らなかった。EUの執行機関である欧州委員会は、対露制裁の第20弾として、ロシア産石油の東欧向けドルジバ・パイプラインによる原油輸送の全面禁止を提案した。だが石油をロシアに頼るハンガリーが反対した。
ハンガリーは、昨年12月に900億ユーロ(約16兆4700億円)のウクライナへの融資をEU首脳会議で合意したことについても、実施を阻止する構えを見せている。EUのカラス外交安全保障上級代表(EU外相)は23日の記者会見で、ハンガリーへの説得を続けるとした。






