【パリ安倍雅信】フランスの保守系週刊誌、レクスプレスは3日、米軍のベネズエラ攻撃について、「国際法を無視したが、歴史的偉業」と報じた。同誌は「米軍の成功はロシアが2022年2月に特別軍事作戦でウクライナのゼレンスキー大統領を捕らえることに失敗したのとは対照的」と指摘した。
一方、欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)は3日、声明で「いかなる状況下でも、国際法の原則と国連憲章は尊重されなければならない」と述べ、米国に自制を求めた。ただ、ルビオ米国務長官と協議したことを明らかにし、ベネズエラのマドゥロ政権の正当性にも異議を唱え、平和的な政権移行を求めた。
フランスのバロ外相は「国際法の基盤である武力不行使の原則に違反している」として、軍事作戦に踏み切った米国を批判した。攻撃はベネズエラ国民の主権を「大きく侵害した」と主張、「外部から持続可能な政治的解決を押しつけることはできない」と語った。
一方、スターマー英首相は、「われわれはマドゥロを正統でない大統領とみなし、政権の終結に涙を流さない」との声明を出した。ドイツのメルツ首相は「米国の介入についての法的な評価は複雑で、慎重な検討が必要」と述べるにとどめた。






