【パリ安倍雅信】フランス検察によると、少なくとも5機の疑わしいドローンが4日、仏西部ブルターニュ地方ロング島の海軍基地の上空を飛行していた。海軍はジャマー(通信妨害装置)を使用したと発表したが、ドローンが撃墜されたかどうかは不明。
この基地は、核抑止を担う4隻の弾道ミサイル搭載原子力潜水艦(SSBN)の母港で、1974年以降、少なくとも1隻の潜水艦が「常時洋上任務」に就いている。
欧州では、デンマークなどの空港やドイツの軍事基地の上空で所属不明のドローンの飛行が相次ぎ、フランスでも9月と10月にムールムロン基地(マルヌ県)上空で正体不明のドローンが確認されている。
11月17日から18日にかけてロング島を含むクロゾン半島上空でドローンが目撃されたが、軍事基地の上空を飛行することはなかった。
軍事施設への侵入は、懲役1年と1万5000ユーロ(約270万円)の罰金が科せられる。
ロシアとウクライナ間の和平交渉が続く中、ウクライナを全面支援する欧州に対して軍事的圧力を加えるハイブリッド型攻撃の可能性も指摘されている。






