【パリ安倍雅信】ロシアのウクライナ侵攻を巡る1日の欧州首脳間の電話協議で、マクロン仏大統領が、米国はウクライナを「裏切る」可能性があると警告していたことが明らかになった。独シュピーゲル誌が報じた。
同誌によると、マクロン氏は米主導の和平交渉について、「安全の保証が明確でないまま、米国が領土問題でウクライナを裏切る可能性がある」とした上で、ウクライナのゼレンスキー大統領にとって「大きな危険」があると語ったという。仏エリゼ宮(大統領府)は「裏切りという文言は含まれていない」と主張している。
協議にはマクロン氏の他にゼレンスキー氏、メルツ独首相、欧州委員会のフォンデアライエン委員長、イタリアのメローニ首相、フィンランドのストゥブ大統領、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長らが参加していた。
協議でメルツ氏は「今後数日間、極めて慎重にならなければならない」と主張。ストゥブ氏もこれに同意したという。
ルッテ氏は、「ゼレンスキー氏を守らなければならない」と主張、交渉に関与している米国のウィトコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿クシュナー氏を警戒する発言があったとされている。






