【パリ安倍雅信】17日に行われたトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談がこじれる中、欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)は20日、「侵略者はロシア」との認識の下、被害者としてのウクライナの領土割譲案に強く反発した。
ロシアとウクライナの仲介に意欲的なトランプ氏に、カラス氏は敬意を払いつつも、和平案として現状、ロシア支配下にあるウクライナ東部ドンバス地方の割譲を受け入れるよう、ゼレンスキー氏に迫ったとの報道に、「被害者であるウクライナに圧力をかける」ことを問題視、領土割譲を前提とした和平交渉に反対の立場を示した。
トランプ氏は、領土を諦めるよう迫った事実はないと発言を否定し、「戦争で多くの死者を両国が出しているのを止めるため、今の戦線で戦いを停止すべきとの考えだ」と即時停戦を強調した。





