【パリ安倍雅信】10日に再任されたルコルニュ仏首相は11日、「党派政治を排する政治を目指す」ことを表明した。議会にとっては来年度予算を通すことが最優先課題、内閣は13日に予算案を提出する予定だ。
ルコルニュ氏は、短期内閣の可能性が高いとの認識を示しており、予算案がとん挫した場合、解散総選挙か大統領選の前倒ししかないとみられている。
ルコルニュ首相再任はマクロン政権にとって最後のチャンスとみられ、右派・国民連合(RN)のルペン氏はマクロン政権打倒に動いている。中道派の共和党は11日、連立の解消を決定、社会党など左派も再任には批判的だ。





