【パリ安倍雅信】ロシア艦隊で「幽霊船」と呼ばれる、ベナン国旗を掲げた全長244メートルの石油タンカーが9月29日現在、フランス西部サン・ナゼール(ロワール=アトランティック県)沖合に停泊している。9月20日に露・プリモルスク市を出航した同船は、10月20日に印・ヴァディナール市に到着の予定とのこと。
同沖合を管轄するブレスト検察庁は、幽霊船が国籍と旗国を文書化せず、海洋法を違反した理由で予備捜査を開始したと明らかにした。捜査は海事憲兵隊の調査部門などによって行われ9月29日、大西洋海事長官から報告された。
同船は、ロシアが西側諸国の経済制裁を回避し、石油輸出を継続するために利用されている。またハイブリッド戦にも関与し、海底ケーブルの破壊工作など、特定の任務に重要な役割を担っているのではないかと疑われている。






