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ドイツ 宗教施設で銃撃 妊婦など8人死亡

【ウィーン小川敏】独北部ハンブルク市で9日夜(現地時間)、宗教団体「エホバの証人」の施設で礼拝が開かれていた時、銃撃事件が発生し、銃撃犯人を含み8人が死亡したほか、8人が負傷し、そのうち4人は重傷を負った。銃殺された1人の女性は妊婦で、胎児は7カ月目だった。ハンブルク警察関係者によると、犯人は35歳のドイツ人で1年半前に「エホバの証人」から脱会した元信者という。

警察のスポークスマンによると、礼拝には約50人が参加していたという。最初の発砲は同日午後9時ごろとみられ、近くにいた警察官が数分後に犯罪現場に到着し、建物内で数人の死傷者を発見した。その直後、建物の最上部から銃声が聞かれ、銃撃犯人と思われる死体が発見された。治安部隊は一発も発砲しなかった。

ハンブルク市長を務めたことがあるドイツのショルツ首相は「ハンブルクからの恐ろしいニュースに非常に驚いている。私の思いは犠牲者とその家族と共にある」と述べた

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