【パリ安倍雅信】マクロン仏大統領は25日、4月上旬に中国を訪問し、ウクライナ危機について化学兵器や核兵器を使用しないようロシアに圧力をかけることを要請する意向を示した。
中国はここ数週間、ロシアとウクライナの紛争で仲介役を演じる動きを見せている。ウクライナ侵攻1年に合わせて政治的解決を目指す12項目の提案を発表、ロシアが核兵器に頼ることに反対を表明した。だが、プーチン氏は依然、核兵器使用をちらつかせており、独仏はプーチン氏の発言に神経質になっている。
マクロン氏は、中国の提案について「和平に貢献する姿勢を見せるのはいいことだ」と評価した。