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欧州 ロシア軍の民間人虐殺非難 「戦争犯罪」問う姿勢

破壊されたロシア軍の戦車を調査するウクライナ軍兵士ら=首都キーウ(キエフ)郊外のブチャ、2022年4月3日(UPI)

【ロンドン時事】ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外ブチャで民間人とみられる多くの遺体が見つかったことに関し、欧州主要国は3日、ロシアを一斉に非難した。民間人虐殺は「戦争犯罪」と断じ、捜査に協力する姿勢も示した。

 欧州連合(EU)のミシェル大統領はツイッターで「ブチャの虐殺」と断定。「ロシア軍の残虐行為の映像に衝撃を受けた。国際法廷での追及に必要な証拠収集で、ウクライナやNGOを支援する」と強調した。さらなる対露制裁に踏み切ることも明らかにした。

 トラス英外相は声明で「侵略軍による恐ろしい行為の証拠が、次々と明らかになっている」と指摘。「罪のない民間人に対するロシアの無差別攻撃は、戦争犯罪として捜査されなければならない」と表明した。

 ドイツのベーアボック外相も「ブチャからの映像は見るに堪えない。これらの戦争犯罪の責任を問わなければならない」と述べた。

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