【パリ安倍雅信】フランスの時事週刊誌ル・ポワンが25日に発表した世論調査によると、次期大統領選挙の第1回投票が10月29日に行われると想定した場合、右派・国民連合(RN)の前総裁、マリーヌ・ルペン氏の得票率が29・5%で、マクロン大統領を5ポイント上回り、首位に立つ結果となった。3位は急進左派を率いるメランション氏。
ルペン氏は昨年の大統領選の決選投票に2度目となる候補者としてマクロン氏と競った。ルペン氏の世論調査上の躍進は主に、支持層である大衆的、社会的、保守的な有権者に基づいていると同誌は分析している。