暴動の傷痕 近年で最悪か 交通機関で数千万ユーロの被害 フランス政府

6月30日、フランス中部リヨンの路上で焼け焦げた車両を見つめる通行人(AFP時事)

【パリ安倍雅信】フランスのボルヌ首相は17日、仏公共テレビ局フランス2のインタビューで、6月末から6日間続いた暴動で公共交通機関に与えた損害だけで数千万ユーロ(数十億円)に上ると述べた。6月27日にパリ郊外で17歳の少年を警官が射殺したことで起きた暴動は全国に広がり、近年としては最悪レベルの被害を短期間にもたらした。

仏運輸省は、被害状況を正確に把握するため精緻な調査が必要だとしており、被害額はさらに膨らむ可能性がある。同省は現時点で確認された公共交通機関の被害として、パリ地方だけでバス40台が焼かれ、路面電車2台損壊、バス停200カ所が破壊されたと明らかにした。

マクロン仏大統領は、今回の都市暴力で破壊された建物などの再建を加速させる緊急法案を今週中に成立させたいとしている。

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