トップ国際中国「21世紀最大の罪深い国」袁紅氷氏、天安門事件37周年で緊急集会-東京

「21世紀最大の罪深い国」袁紅氷氏、天安門事件37周年で緊急集会-東京

緊急集会「天安門事件を考える」に出席した北京大学元教授の袁紅氷氏(右)と参院議員の石平氏(左)=3日午後、東京都千代田区の参院議員会館(石井孝秀撮影)
緊急集会「天安門事件を考える」に出席した北京大学元教授の袁紅氷氏(右)と参院議員の石平氏(左)=3日午後、東京都千代田区の参院議員会館(石井孝秀撮影)

 1989年に中国で起きた天安門事件から37年を迎えるのを前に、中国人の民主活動家や中国共産党から弾圧されている諸民族の代表者らが3日、参院議員会館(東京都千代田区)で緊急集会「天安門事件を考える」(主催・天安門事件記念実行委員会)を開いた。北京大学元教授の法学者で、現在はオーストラリアに亡命している袁紅氷氏が講演し、現在の中国を「21世紀において人類最大の罪深い国」と批判した。

 天安門事件の時、学生たちを積極的に擁護したという袁氏は、民主化運動が成功しなかった原因として「当時の知識人全体が辛亥革命時の精神を忘れていた。歴史的な大事な時に勇気も知恵もなく、共産党政権を倒すクーデターを起こすに至らなかった」と指摘。その上で「中国人を虐げている邪悪な政治勢力は、日本でも台湾でもなく中国共産党そのものだ」と訴えた。 

 さらに軍国主義化の進む中国に対抗するには「軟弱では平和に導くことができない。強大な国防こそが中国共産党の暴政を阻止できる」と日本に呼び掛けた。

 参院議員の石平氏も出席し、天安門事件について「私自身が中国共産党政権に対して、徹底的に絶望した日であり、政権の本質を再認識する日。この独裁政権にどう対処していくかが、今の我々にとって大きな課題だ」と強調した。

 天安門事件は1989年6月4日、中国・北京市の天安門広場を占拠していた民主化を求めるデモ隊に対し、中国人民解放軍が実力行使した結果、多数の死傷者を出した。

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