トップ国際中国もはや「実録ガンニバル」!?中国に人喰い文化があった

もはや「実録ガンニバル」!?中国に人喰い文化があった

こんにちは、元・中国人で現・日本人の漫画家、孫向文です。
前回は、中国資本が日本の火葬場を買い漁ることについて書きました。その恐ろしい目的の一つは臓器売買であるとお伝えしましたが、実はもう一つ恐ろしいことがあるかもしれないことが分かりました。今回はそのテーマについてご紹介していきます。

●大反響を呼んだ「ガンニバル シーズン2」

今年3月19日より、ディズニープラスの「スター」から独占配信人気漫画『ガンニバル シーズン2』https://disneyplus.disney.co.jp/program/gannibal(原作:二宮正明)が実写ドラマ化され、大きな話題になっています。

筆者はシーズン1を観た後、シーズン2を待てず、すぐに原作漫画を読みました。
この作品を観て、「日本人に『人間を食べる』ような人たちが存在する」ことに関心を持ちました。もちろんフィクションだということはわかっています。筆者はこのドラマを観て「あぁ、もしかしたら多くの発想は中国の実話からではないか?」と思うようになりました。

特に同族を食すことによって「狂い病」(クールー病)になるということがパプアニューギニアのフォア族の間でかつて実際に発生していました。

「狂い病」とは、人肉食(カニバリズム)によって感染する致死性の高い神経疾患のことを指します。1950年代~60年代に研究され、ノーベル賞受賞にもつながりました。フォア族の死者を敬うための儀式的な人肉食が原因でした。

その後、この特異な儀式が廃止となってから、クールー病はほぼ消滅したと言われています。

●人肉食文化は中国にもあった

人を食べる文化は、古くから中国にも存在していました。

中国の中医学の思想では「体のどこかが悪い場合は、動物のその部位を食べることで滋養となる」とされています。たとえば、足が悪いときには豚足を食べることで筋肉がつくと考えられ、目が悪ければ動物の目玉を食べるといった具合です。

実は、動物よりも人間を食べた方が効果が高いという考えも一部には存在します。そのため、生まれたばかりの赤ん坊が人身売買され、食用とされる事件も報告されています。

このような“食用としての人間”という文化は、古代から中国に存在してきました。

中華人民共和国の成立以降、こうした行為は近代的な文明社会では、当然ながら犯罪になりました。しかし、裏では今なお密かにこのような“ビジネス”(風習)が続いているとも言われています。

また、中華人民共和国成立後に起きた最も大規模な「人肉食」の事例として、中国の大飢饉がありました。毛沢東の誤った食糧政策により深刻な飢饉が発生し、タンパク源に飢えた中国人たちの間で、人を殺して食べるという事件が多発したことがありました。

中には、自分の子どもを“精肉”として他人に売るというケースもありました。「自分の子を親が食べるのはあまりにも残酷だ」として、村人同士で子どもを交換して食べるという事例さえあったと言われています。そうすれば“自分の子を食べずに済む”という理屈だったようです。

中国には「虎毒、子を食わず(虎毒不食児)」という諺があります。凶暴な虎でさえ自分の子を食べないという意味ですが、それに反して子どもを食べるという行為は、獣以下と言わざるを得ません。

●人肉食文化は主に広西省にあった、今もその名残が…

筆者は約10年前、中国のSNSで、街中で自分の子どもの首に紐をつけて、あたかも家畜のように売買する写真や、実際に食べられた後の子どもの骨のモノクロ写真を見たことがあります。

その時は、あまりにも衝撃的で、震えが止まらなかったことを覚えています。
最近、筆者はX上にある写真を投稿すると、日本人から大きな反響がありました。それは人間に見える“ある動物の丸焼き”です。

https://x.com/kuniyoshi_shino/status/1890738425663283568

類人猿系と思われる丸焼き(孫向文氏のXより)

写真に映っている「動物」は拳を握っており、明らかに人間の拳と似ています。しかし、下半身がかなり小さいので、ゴリラやチンパンジーといった霊長類の可能性が考えられます。ただし、同じ霊長類の動物を食べると、人間も「クールー病」のような病気にかかる可能性があります。

現在、霊長類の動物は基本的に食用として利用されていないため、この点についての科学的な検証は十分に行われていません。

現在のSNS時代において、このような出来事が容易に世の中へ拡散されるようになりました。最近では、ある中国人女性がソーセージを食べていた時、中から人間の歯のようなものが混じっていることに気づき、その写真をSNSに投稿するという出来事がありました。

また、月餅餡の中に人間の歯と思われるものが混入していたという写真も報告されています。

さらに、豚骨スープを飲んだ女性が、スープの中の「豚の骨」がなぜか人間の目とまつ毛のように見えた、という写真付きの投稿もありました。

こうした事件の多くは、中国南部の広西省に集中していることが特徴。実際、毛沢東時代の大飢饉において、人肉食の事件が多発した地域でもあります。この地域には、かつての“人食い文化”が今なお一部に残っているのではないかとも指摘されています。

さらに、中国国内の一部の医療・疫学データによれば、広西省はクールー病の発症例が比較的多い地域であることも明らかになっています。

では、食べられた人間は一体誰なのか? 中国の闇の臓器ビジネスで、年間200万人もの行方不明者が出たという噂があり、その不明者はほとんどが10代、20代の若者。臓器は若くて新鮮なほうがいいからです。

また、行方不明者を発見した際、「臓器が抜かれた遺体」だったという報道も多く、その一方でこのような遺体が発見されていない場合は、どういうことなのでしょうか?ということが中国のSNS上で熱く議論されています。

近年では、人間の体の残骸と思われるものがSNS上に投稿されました。つまり臓器だけが抜かれて高い値段で取引され、その残った遺体を処理するために、“精肉”として加工肉工場に販売している可能性も高いのではないでしょうか。なぜなら、年間200万人も行方不明になっていて、その遺体はどこに消えたのか?ということです。それは容易に想像が付きます。

だから、筆者は決して中国産のソーセージなどのミンチ肉のような加工食品は食べません。
想像するに、それらの加工肉は人間と豚の肉を混ぜて作られたソーセージやハムかも知れないからです。

●臓器を抜き取られた遺体は他の肉と混ぜて加工肉製品に

要するに、人間の臓器を高価で販売し、残った遺体は“精肉”として売り捌くことで、証拠隠滅になるという、食肉加工業者にとっては二次的利益が発生することになります。
中国における臓器移植や行方不明者数などの情報は、中国当局によって報道が規制されていて信頼性の高いデータは乏しく、具体的な数字を示すことは困難です。

そもそも、こうした臓器売買ビジネスを主導するのは、中国共産党政府だからです。
年間200万人もの行方不明者が出ているという具体的な統計や公式的な報告は確認できません。
このような数字が流布されている背景には、中国の情報の透明性の欠如があります。
国際上の一部の報道や人権団体からは、中国での臓器移植に関する懸念が提起されています。
例えば、過去には法輪功の信者や少数民族が不当に拘束され、臓器提供者として利用されているとの報告がありました。

しかし、これらの主張に対して中国政府は否定していて、国際的にも確固たる証拠が提示されているわけではありません。

中国共産党が隠蔽を続けている限り、世の中は憶測や邪推に頼るしかありません。
かつてドイツのナチス政権が崩壊したとき、初めて数々の反人類的な悪行が世の中に明らかにされました。同じようなことが、中国共産党によって隠蔽され、完全に検証できるのは、中国共産党政権が崩壊した時になるでしょう。

●中国SNSで流行る「人鉱」とは?

中国SNSでは、現在「人鉱」という自虐的な流行語があります。もともと自然資源である「鉱物」は国家資源として、国内や海外に販売して利益を得るような大切なものですが、今や中国人が中国人の臓器をあたかも鉱物のように、国内や海外へ売って荒稼ぎをする、それを皮肉を込めて「人鉱」と呼んでいるのです。

(この記事はオンライン版の寄稿であり、必ずしも本紙の論調と同じとは限りません)

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