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対中非難決議採択なく「失望」

会見を行う諸民族の代表者ら=15日、東京・永田町の参院議員会館(村松澄恵撮影)
会見を行う諸民族の代表者ら=15日、東京・永田町の参院議員会館(村松澄恵撮影)

日本在住 中国弾圧下の民族ら

国会閉幕の15日、中国から弾圧を受ける諸民族らの代表者は参院議員会館で会見を行い、今国会の参議院で対中非難決議が採択されなかったことに対して「参院議員は人権問題に興味がないのか」と失望感をあらわにした。

会見には、ウイグルをはじめチベット、南モンゴルなどの代表者が出席。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表は「参議院で(対中非難)決議が通らなかったことは中国から弾圧されている民族だけでなく、自由と民主、人権の敗北だ」と話し、日本がアジアと世界平和のために責任を果たしていくよう求めた。

長尾敬前衆院議員はミャンマーとロシアへの非難決議が数日で採択されたとした上で、対中非難決議については「平和と人権だと言いながら、相手が中国になると途端に腰が砕けるのが今の日本の政治」と非難した。

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